第20回シングル厨の集いオフ
むぎブロック7-2で2位通過、決勝トーナメント1回戦負けでベスト16でした。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
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カバルドン | 欠伸 | ステルスロック | 吼える | 地震 | オボンの実 | 砂起こし |
ドリュウズ | 地震 | 岩雪崩 | 身代わり | 剣の舞 | 命の珠 | 砂かき |
ラティオス | 流星群 | 龍の波動 | 波乗り | トリック | 拘り眼鏡 | 浮遊 |
ハッサム | 蜻蛉返り | バレットパンチ | 羽休め | 剣の舞 | オッカの実 | テクニシャン |
バシャーモ | 飛び膝蹴り | フレアドライブ | 剣の舞 | 守る | 格闘ジュエル | 加速 |
スイクン | 熱湯 | 瞑想 | 身代わり | 眠る | 食べ残し | プレッシャー |
今回もやはりカバドリを使用。
カバルドン・ドリュウズ・ラティオスという3体の基本選出の強さ、残り3枠で基本選出では対処が難しいユキノオー、ニョロトノ、ローブシン(+バンギラス)、キノガッサ、グライオン入りの構築に対する回答が出しやすいためあらゆるパーティへの対応力が高いこと、勝ちパターンの作りやすさと勝ちパターンを作った後の事故りにくさ等を高く評価しているため使い続けています。
以下個別解説です。
カバルドン 腕白 212-132-162-*-118-62
前回と同じ配分・技構成です。
対ローブシンを考えると素早さを上げることとなりますが、眼鏡流星群耐えの乱数を更に甘くしたり、最遅ハッサムに欠伸ループを抜けられてしまったりする等デメリットも生じるということで無理に変えることもないかと思い流用しました。
ドリュウズ 陽気 186-187-80-*-85-154
こちらも前回と同じでもはや説明不要の構成です。書くことがない(
ラティオス 臆病 155-*-101-182-130-178
前回は壁土産型でしたが、単体性能が懸念された反省を踏まえ眼鏡型へ回帰。
ドリュウズ・バシャーモへ展開するためトリック、カバドリはキノガッサへ隙を見せたくないので龍の波動、カバドリへ一貫しやすい波乗り。
ハッサム 呑気 175-150-136-*-131-63
こちらも眼鏡ラティオスと同じく回帰枠。
ハッサムが構築に居ると居ないではユキノオー入り構築に対しての戦いやすさが段違いであったこと、カバドリラティの基本選出ができない時の対ラティオスや、カバルドンの欠伸ループを任せることができるのでカバドリには優先的に採用していきたいポケモンだと改めて感じました。
配分は以前使ったものと同じでガブリアスの地震・カイリューの鉢巻逆鱗、ラティオスの眼鏡波乗りをそれぞれほぼ2発耐え、前述のとおり最遅にしてカバルドンの欠伸ループを抜けやすくしたり同族での蜻蛉返りの打ち合いに強く。
一応対キノガッサ枠でもある。
バシャーモ 陽気 155-172-90-*-91-145
5体目には対雨パ枠としてバシャーモ。
対雨パについては色々と考えてきましたが、机上の段階で汎用性を保ちつつニョロトノ+キングドラ+αを安定して(=パターン化して)処理できるポケモンが自分の中ではバシャーモというポケモンしか存在しませんでした。
持ち物はドリュウズに命の珠を渡したいので格闘ジュエル。カイリューはステロからの剣の舞格闘ジュエル跳び膝蹴りで処理していく。
命の珠には無いメリットとして反動が無いのはもちろん、剣の舞使用後の格闘ジュエル跳び膝蹴りでカバルドンを1発で落とせるということがあげられる。そのためカバドリミラーの際、カバルドンにバシャーモ受けを任せている相手に対し、ハッサムやナットレイを起点にして剣の舞を使って一度守るを挟んでやれば、剣の舞使用ターン+守る使用ターン+跳び膝蹴りを使用してカバルドンを倒すターンで3回加速が発動するため、カバルドンと後ろの素早さが2倍になったドリュウズごと処理することができるので密かにカバドリミラーに強いポケモンでもあったりします。
スイクン 臆病 205-*-138-110-135-150
6体目にはグライオン入り受けループに強いスイクンか、バンギローブシンに強い枠かつその他様々な場面での活躍も期待できるカイリューで迷いましたが、グライオンは構築の段階で対策をしていないと絶対に勝てないと言っても過言ではないため、やむを得ずバンギローブシンを薄くしてスイクンを採用としました。
決定力確保のため瞑想を採用し、毒々等状態異常に対応できるよう眠るを持たせて万全を期しています。
グライオンに先制できる確率を上げるため臆病最速、細かいところですが余りのBとDはDが高いほうがダウンロード対策になりますが、グライオンの地震で身代わりを壊される確率を少しでも下げるためB寄りとしています。
ローブシン入りが若干怪しいとはいえ、完全に詰んでいる訳ではないので、殆どのパーティに対し五分かそれ以上で戦える構築にはなっていると思います。
今までのカバドリと違いスイクンを採用してグライオン入り受けループへの回答を出しつつも、壁ラティやパルシェンといった不安定要素を撤廃し、眼鏡ラティオスやHDベース羽休めハッサムといった汎用性の高いポケモンを極力多く採用して安定感が増しているので、今まで使用してきたカバドリの中では最も完成度が高く、カバドリとしての結論に近い構築に至ったと自負しています。
以下対戦レポートです(敬称略)。
選出
相:グライオン ボルトロス バシャーモ
自:スイクン ハッサム カバルドン
グライオンいるのでスイクン確定。あとはボルトロスとヌケニンを抑えるためにカバルドン、ラティオス受けるためにハッサム。
初手で身代わり選んだら守るしてくれて、数ターン後にボルトロスが出てくるもボルトチェンジしかないようで身代わり壊して戻ったらバシャーモが出てきたので熱湯で倒すなどスイクンペースで試合が進んで勝ち。
相:メタグロス ラグラージ キングドラ
自:ラティオス カバルドン ドリュウズ
キングドラがいるので初手ラティオス。
カバルドンに引くと眼鏡凍える風でかなりダメージを受ける(
欠伸で起点作りできなかったものの、なんとかドリュウズとラティオスで3体を処理することができて勝ち。
相:スイクン ガブリアス サンダー
自:カバルドン ラティオス ハッサム
相手がラティオス受からない選出な上ガブリアスを欠伸で眠らせたので龍の波動連打で勝ちと思ったらガブリアスが寝言を持っていてラティオスがやられてしまう。
しかし残ったハッサムが寝言で地震引かれたりかわされたりされつつも剣の舞バレットパンチで処理して勝ち。
相:ナットレイ ニョロトノ カイリュー
自:ラティオス カバルドン バシャーモ
初手は様子見でカバルドンに引くとジャイロボールでやたらと食らったので鉢巻と判断。
ニョロトノが出てきたのでラティオスを展開しナットレイが来ても鉢巻で回復できないので流星群で削りに行ったらナットレイの急所にあたり後はラティオスでゴリ押して勝ちました。
仮に急所がなくてもバシャーモが頑張ってくれていたはず。
相:モジャンボ ハッサム カイリュー
自:ラティオス バシャーモ カバルドン
初手はユクシー展開が嫌なのでトリックで邪魔できるラティオス。
ハッサムで受けてきたのでカバで受けてステロ撒き、その後ラティオスモジャンボ対面でハッサム読みバシャーモ展開に成功し剣の舞から3タテ。
相:バンギラス ドリュウズ キノガッサ
自:カバルドン ラティオス ハッサム
キノガッサがいるのでカバドリ選出しにくく、バシャーモもヤドランがいて出しにくいので選出の時点で非常に辛い。
カバルドン初手にするとキノガッサが出てきてハッサムで誤魔化そうとするも、ローキックが急所にあたり3ターン眠っていたのでハッサムが倒されてしまい、死に出しラティオスでガッサ倒すもドリュウズが止まらず負け。
おそらく選出が悪かったです。ヤドランがいるにしろ削るなりすればバシャーモで倒せなくもないのでバシャーモを入れれば少しはよかったでしょう。
相:カバルドン ラティオス ハッサム
自:ラティオス ハッサム カバルドン
BV:63-77567-99507
6体被りな上、順番が違うとはいえ選出も同じ(
初手にラティオスを置いたのは、もう1パターンのカバドリラティという選出方法に対し、初手カバルドンの際相手に大きな負担を与えられることが主な理由です。
ラティオスで流星群撃ち逃げの後、ハッサムを出して何度か蜻蛉返りを繰り返せば欠伸を食らうこと無くカバルドンを落とせます。
この試合は今後のカバドリミラーの参考になることを祈願してBVを上げておきます。
この試合に勝てたポイントとしてわかりやすいのが、相手のカバルドンがこちらのハッサムより早く、こちらが欠伸ループを抜けるのが容易であったことと、23ターン目に相手のラティオスがこちらのラティオスを倒してこちらがハッサムだけとなったためハッサム同士の殴り合いでこちらのハッサムが剣の舞蜻蛉返りを使える一方で、相手はハッサムの他に控えにラティオスがいるため、剣の舞蜻蛉返りができなくなってしまった事かと思います。
他に何か第三者視点で気づいた点があれば意見いただけると今後の参考になるので嬉しいです。
相:ハッサム キノガッサ ブルンゲル
自:ハッサム ラティオス ドリュウズ
実はガチャさんのパーティはライト君が以前使っていたパーティと同じで、ポケフリークVol.9でも対戦しているパーティです。
その時はラティオス、ハッサム、ロトムという選出でほぼ何もできずに負けてしまいました。
このパーティはハッサムでラティオス、ブルンゲルでバシャーモ、キノガッサでカバドリをそれぞれ抑えてくることはわかっていてその時の反省を生かし、カバルドンを選出せずドリュウズのみ選出しました。
ドリュウズはハッサム、ブルンゲル、キノガッサに特性を発動せずとも先手が取れるのでハッサムを起点に剣の舞を積んでしまえば勝てるのではないかと考えました。
実際の試合はと言うと、ハッサムの蜻蛉返りからドリュウズを降臨させ、地震でハッサムに8割程度ダメージを与えた後蜻蛉返りからキノガッサ。
ハッサムで何とか凌いで起きて蜻蛉返りからラティオス出し、龍の波動選ぶと相手ハッサム捨て。
死に出しブルンゲルを出してきたのでこちらもハッサムを捨ててドリュウズを投げ、身代わりをしたらキノガッサ。
この時点で珠ダメージ的にあと3回しか殴れなかったので剣の舞→岩雪崩→地震が殴る回数を節約しつつ雪崩怯みが狙えるので雪崩したらキノガッサが怯んでくれて勝ちました。
仮にドリュウズが落ちてもラティオスで龍の波動すればいいですが、ブルンゲルの再生呪われがきつかったので負け濃厚だったでしょう。
相:カバルドン ドリュウズ ナットレイ
自:カバルドン ドリュウズ バシャーモ
BV:51-76534-50555
選出はカバドリミラーに比較的強いカバルドン、ドリュウズ、ナットレイと予想し、こちらはそれに漬け込みナットレイを起点に全抜きが狙えるバシャーモを選出しました。
立ち回りはドリュウズでナットレイを削り眠るでカゴを消費させてからカバルドンの欠伸を仕掛けることを狙いました。
それで全て思惑通りいったと思ったらカバルドンがタスキを持っていて負け。
結果論どこかでステロを撒ければよかったですが、タネマシンガンの回数にも左右される局面が会ったため中々難しいように思えますし、カバルドンのタスキはさすがに想定できなかったです(
相:スイクン バンギラス ローブシン
自:カバルドン ドリュウズ ラティオス
電磁砂っぽいのでローブシンがいるもののカバドリラティ選出としました。
初手カバからラティオスに引いてバンギ読みでカバ戻したら突っ張られて冷凍ビームを受けて凍ってしまい、解けなかったためローブシンへのワンチャンが消えてどうしようもなくなって負けました。
振り返るとグループにキノガッサやカバドリはいたものの、ローブシンがいなかったのでかなり戦いやすかった上全体的に運もよかったように思えます。
オフ全体としては、はるひさんがカバドリを使って優勝されたのが同じカバドリ使用者として嬉しかったです(
オフでカバドリが優勝したし、自分としてもカバドリは一段落と言ったところなので別のコンセプトのパーティを考えたいと思ってはいますが、ボルトロスが大嫌いな以上結局ドリュウズに頼ってしまうかもしれません。