第21回シングル厨の集いオフ
2勝4敗で惨敗でした。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボルトロス | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 気合球 | 挑発 | 気合のタスキ | |
アバゴーラ | 殻を破る | ストーンエッジ | アクアジェット | 冷凍ビーム | 岩のジュエル | 頑丈 |
ハッサム | 剣の舞 | 虫食い | バレットパンチ | 燕返し | 命の珠 | テクニシャン |
ラティオス | 竜の波動 | リフレクター | 光の壁 | 置き土産 | 光の粘土 | |
バシャーモ | 飛び膝蹴り | ストーンエッジ | 剣の舞 | 守る | 光の粉 | 加速 |
バンギラス | ステルスロック | 龍の舞 | 冷凍パンチ | 蹴手繰り | ラムの実 | 砂起こし |
長らくシングルではカバドリを使ってきましたが、さすがに飽きてきたのと最近マークが一層きつくなってきたということなどを理由に今回は他の構築を使いたいと考えていました。
その中でもカバドリのようなわかりやすい勝ち筋を作りやすい命の珠持ちハッサムを使いたいと思っていた矢先、第二回CCSというオフで命の珠ハッサム+アバゴーラという構築が結果を残したためそれに着目し、使ってみることにしました。
参考にした構築(ブログ)
るぶしーばり(くりっぷさん)
情報操作大安定(だいあんさん)
キルシーハート(オレオさん)
概要は既に先駆者のブログに紹介されており受け売りばかりですが、相違点もあるため一応こちらでも個別紹介。
ボルトロス 臆病 155-*-90-177-100-179
ラティオス以上の高い素早さから高火力・広範囲の技を繰り出せるというスペックでタイマン性能の高さに定評のあるポケモン。
気合のタスキを持たせることで流星群やニョロトノのスカーフ雨ハイドロポンプに対しての耐性がつくため、元々高いタイマン性能が更に向上。
基本は先発に出してタイマン性能の高さを生かし戦えるだけ戦い、相手によっては挑発でステルスロックや欠伸等を防いで後続のアバゴーラやハッサムが安全に積み技を使用できるようサポートします。
アバゴーラ 無邪気 149-160-153-104-76-92
本パーティのエースその1。殻を破るとタイプ一致の先制技であるアクアジェットによりカバドリラティをまとめて見れたり、バシャーモや受けループに強いのでパーティのエースにも穴埋めにも成りうることから今BWシングルで最も注目されているであろうポケモン。
ボルトロスの挑発から死に出しで展開することで安全に殻を破るを使用することが可能。
以上の理由からラムの実を持たせる必要が薄れたため、殻を破るからのストーンエッジで多くのポケモンを一撃で落とせるようになる岩のジュエルを採用。
技は殻を破る、ストーンエッジ、アクアジェットまでは確定で残り1枠は選択となりますがキノガッサ・ガブリアスを意識した冷凍ビームにしました。
ハイドロポンプの場合はエアームド、ゴツゴツメット持ちカバルドン、アクアテール(滝登り)の場合はバンギラス、ゴツゴツメットなしカバルドンにそれぞれ強くなれます。
ハッサム 意地っ張り 159-200-120-*-100-104
本パーティのエースその2。今やテンプレとなった命の珠持ちハッサム。
剣の舞からの虫食いとバレットパンチの抜き性能については今更語るまでもないでしょう。
4枠目の電光石火と燕返しは迷うところですが、電光石火の使用対象であるウルガモスやバシャーモはアバゴーラのアクアジェットで処理できること、雨パは後述のバシャーモで処理することにしたこと、ローブシンが全体的に厳しいこと等を理由に燕返しを選択。
燕返しを搭載することで流行りの眼鏡ブルンゲルも処理しやすくなるため、素早さを若干高めに設定しました。
ここまでの3体は所謂ボルトアバゴハッサムのパターン。
ボルトロスに強いポケモンがアバゴーラに弱く、アバゴーラに強いポケモンがハッサムに弱い(ハッサムに強いポケモンがアバゴーラに弱い)傾向があるので、ボルトロス→アバゴーラ→ハッサム(ボルトロス→ハッサム→アバゴーラ)のリレーが綺麗に決まりやすいものと思われます。
ラティオス 臆病 175-*-113-150-130-178
ハッサムやバシャーモに繋ぐ壁土産ラティオス。
神秘の守りも欲しいところですが、バシャーモでカイリューを相手にするためにリフレクター、ハッサムでボルトロスを相手するためには光の壁が欲しいので泣く泣く却下。
強化アイテムなしボルトロスのめざ氷を2発耐えて逆に竜の波動2発で落とすことができるので、パーティが苦手なボルトロス処理としての活躍も。
バシャーモ 陽気 155-172-90-*-91-145
上記4体では雨パが辛いので5体目にバシャーモを採用。
雨ランクルスの台頭で雨をバシャーモ1体に任せるのはいよいよ心許なくなってきた感はありますが、相手がランクルスを選出するということは、逆にラティオスやハッサムに対する耐性が薄れたり、キングドラを選出しないといった選出パターンになる等、結局別の穴が生まれてしまうので、ランクルスが居たからといって一方的に選出の段階で不利になることはないでしょう。
ストーンエッジを採用することで格闘ジュエルが無くてもカイリューへの打点を確保出来るようになったため、持ち物枠は割と自由になっていると思います。
今回は遊び心とGBAリスペクトで光の粉を持たせてみました。他に考えた道具はホズのみ、ウタンのみ、オボンのみ、広角レンズなど。
バンギラス 陽気 189-166-131-*-130-121
歪な技構成と努力値配分ですが、パーティの穴埋めを出来るポケモンを探したところこのようなバンギラスを採用という形になりました。
<努力値>
耐久面:C全振りボルトロスの気合球を13/16の確率で耐え
攻撃面:龍の舞1回使用後の冷凍パンチ+砂ダメージでラティオス・一般的なキノガッサ(いずれも H155-B101)を13/16の確率で1発
素早さ:龍の舞1回使用で最速ボルトロス抜き
採用した意図は、キノガッサに隙を見せずにステルスロックが使用可能でかつ全体的に辛いカイリュー、ボルトロス、そしてバンギラス・ナットレイ・グライオンという組み合わせに強いポケモンが欲しかったことであるため、多少無理矢理ですがこの1体にやりたかったことを全て集約させました。
基本は雨パを相手にした時や、ステルスロックを撒いてラティオスで壁・置き土産からハッサムで全抜きできそうな時に選出することになります。
相手にカイリューがいてステルスロックをどうしても使いたい時に同じパーティ内にバシャーモ等が居ると先発に出しにくかったりしたので気合のタスキが欲しい場面もありました。
以下対戦レポート(敬称略)。
相:ハッサム ラグラージ (カイリュー)
自:バンギラス ラティオス バシャーモ
サンダーがいるためハッサムで全抜きするのは難しいと考え、バシャーモで全抜きを目指すことに。
ヒヒダルマの馬鹿力が怖いが、カイリューがいるのでバンギラスを先発にし、あとはラティオス・バシャーモを選出。
バンギラスでステルスロックを撒いてラグラージに倒され、ラティオスでリフレクターを貼って欠伸をされたので置き土産した後、バシャーモを展開し、飛び膝蹴りでラグラージを落とすとハッサムを出される。
飛び膝蹴りでは一撃で倒せないだろうということと、後続のポケモンのことを考えると剣の舞を使いたいが、最初のバンギラスへのダメージで拘り鉢巻とわかっていたので燕返しがあると厳しいと思いつつもあったら負け覚悟で剣の舞を使ったところバレットパンチをしてきたので助かる。
しかし次のターン飛び膝蹴りで倒しに掛かると攻撃が外れて反動のダメージでHPが0になり負け。
相:ココドラ ドレディア (バシャーモ)
自:ボルトロス バンギラス バシャーモ
カイリューがいてステルスロックを仕掛けたいので先発をバンギラスにしたい。
しかしココドラが先発に来ると何となく踏んでいても、初手にバシャーモを置かれると詰むのでやむを得ず初手にボルトロス、ステルスロック役にバンギラス、ストーンエッジが一貫しているのでアバゴーラ。
初手にココドラが来て挑発でステルスロックを防いだまでは良かったが、ココドラを倒した後バシャーモを出されるとバンギラスがステルスロックを使う機会を失うと思い、バンギラスチェンジ。
しかし挑発が切れてココドラにステルスロックを撒かれてしまいアバゴーラの頑丈が潰されてしまったのでここはプレミだったかなと反省しています。
ココドラにいいように仕事され、ドレディアに舞われて負け。
相:ドリュウズ ヤドラン バンギラス
自:ボルトロス アバゴーラ ハッサム
ジバコイルが若干邪魔だが、カイリューがおらずアバゴーラが刺さっていそうなのでボルトアバゴハッサムという基本選出。
ドリュウズに気合球を外し、岩雪崩を耐えてもう一度気合球を使うと当たるもタスキで耐えられてボルトロスがやられる。
アバゴーラを死に出ししてアクアジェットをするとヤドランを出されたので、炎技ない祈願でハッサムを出す。
虫食いをギリギリ耐えられるとトリックルーム。バレットパンチで縛っていたが、ドリュウズを出されて再生力でバレットパンチ圏外まで回復される。
ハッサムを落とされてアバゴーラを死に出しし、殻を破るを使った次のターンで丁度トリックルームが切れてストーンエッジをするとバンギラスが出てきて倒しつつも岩のジュエルを消費。
再生力でHP7割程度になったヤドランにストーンエッジを耐えられて負け。
アクアジェットを選んだ直後思ったのですが、ここは殻を破るで良かった。アバゴーラで散々暴れた後ハッサム展開してやれば随分違ったでしょう。
経験不足からのプレミで負けてしまったので大変悔やまれます。
相:エムリット ハピナス ヤドラン
自:バンギラス ラティオス ハッサム
パーティ見て珠ハッサムでいけそうと思ったのでこの選出。
ハピナスの前で壁土産してハッサム展開、大文字をしっかり耐えて剣の舞から3タテ。
相:ズルズキン ラッキー ヤドラン
自:バンギラス ラティオス ハッサム
これも珠ハッサムでいけると判断。
ラッキーが小さくなるを使ってきましたが、燕返しで処理。
ラッキーの地球投げのダメージとヤドランのゴツゴツメットのダメージで手負いになりながらもギリギリ珠ダメージを耐えて勝ち。
相:ユキノオー ブルンゲル ガブリアス
自:バンギラス ラティオス バシャーモ
ヒードランがいるのでハッサムを控え、バシャーモで全抜きを狙うことにした。
バンギでステルスロックを撒くと草結び→氷の礫で落とされ、ラティオスも壁2枚貼って退場、バシャーモを出すとブルンゲルを出されるも剣の舞、ストーンエッジを使うとギリギリ耐えられてハイドロポンプ、しかし光の粉の力で交わす。
霰ダメージでブルンゲルが落ち、ユキノオーも飛び膝蹴りで処理すると最後はガブリアスだったので勝ちと思ったら飛び膝蹴りを外してしまい負け。
飛び膝蹴りを2回外して勝ちを逃していますが、全く外すこと無く予選抜けしたオフも何回かあるのでこういう日もあって当然ですね。
それに加え実際このパーティは殆ど回すことなく当日を迎えてしまったため選出・プレイングに慣れておらず予選抜けできないのも当然だったのかもしれません。これは自分のこのパーティへの認識度が甘かったということに尽きると思います。
次の5月末に行われるであろうシングル厨はBW2が出る前最後のシングルオフになるかと思うので、結果を残せるようしっかり準備していきたいです。