【09ダブル】トリル滅び
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
ムウマージ | 守る | 10万ボルト | 滅びの詩 | トリックルーム | ラムの実 | |
メタグロス | コメットパンチ | 地震 | トリック | 大爆発 | 拘りスカーフ | |
ソーナンス | アンコール | カウンター | ミラーコート | 道連れ | オボンの実 | |
ニョロトノ | 守る | ハイドロポンプ | 催眠術 | 滅びの詩 | 食べ残し | 湿り気 |
第2回関東09ダブルオフお疲れ様でした。
自分は粘土壁クレセ+瞑想スイクン・鈍いカビゴンといった構築で参加しましたが、3-2で予選落ちでした。
悔しいので今回ふぉんでゅ。さんが使用して話題となった滅び構築がありましたが、自分も過去に似たような構築を組んだことがあるので記事にして承認欲求を満たそうと思います。
当時この構築についてはどこにも詳細を載せなかったのでちょうどいい機会でしょう。
>ムウマージ のんきHB
爆破を回避しつつトリル滅びできる中で一番遅いキャラ。
挑発ギャラドスやドーブルへの打点で10万ボルトを入れていた。
>メタグロス 陽気AS
誰よりも早く確実に爆発。
トリックでスカーフを渡してナンスでハメることもできる。
地震の採用理由は忘れました。
>ソーナンス のんきBD
集中攻撃に耐えるためオボンの実。
>ニョロトノ 生意気HBD
ソーナンスが守れずに自爆・大爆発に対して無防備な点を湿り気ニョロトノで解決。
滅びができる上に催眠術で相手を寝かせて滅びターンを稼ぐことができあまりにも理にかなっている。
このニョロトノを閃いた瞬間が自分にとってのポケモン全盛期だったでしょう。
基本的な動きはまずスカーフメタグロスで爆発しつつムウマージでトリックルームを貼る。
爆破で相手2体を倒せれば滅んで勝ち。
相手に守られたら裏から最遅ソーナンスを死に出しして影踏みとアンコールで完全にロックする。
この構築は当時島根代表に提供し、2ndステージ・第5エリア予選(中国・四国)にて優勝を飾りました。
自分で組んでおいてですが、ソーナンスの体力管理が難しかったりで情けないことに自分ではなかなかうまく使いこなせませんでした。
【3世代制限シングル】第7回くどオフ優勝構築 カビドガスイクン
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
カビゴン | のしかかり | 大文字 | 鈍い | 眠る | カゴの実 | 厚い脂肪 |
スイクン | 守る | 身代わり | 波乗り | 瞑想 | 食べ残し | プレッシャー |
マタドガス | ヘドロ爆弾 | 大文字 | 鬼火 | 大爆発 | オボンの実 | 浮遊 |
ギャラドス | 目覚めるパワー飛行 | 地震 | 電磁波 | 眠る | ラムの実 | 威嚇 |
ヘラクロス | メガホーン | 瓦割り | 岩雪崩 | 目覚めるパワー霊 | 拘り鉢巻 | 根性 |
サンダース | 10万ボルト | 目覚めるパワー氷 | 身代わり | バトンタッチ | クラボの実 | 蓄電 |
1192さん主催の第7回くどオフに参加してきました。
対戦ルールはエメラルドを用いた3世代後期シングル6→3ですが、今回はカビゴン・メタグロス・サンダー・ゲンガー・ラティオス・ラティアスはどれか1体までしか構築に入れることができないという変則ルールにて執り行われました。
予選を5勝1敗で通過後、決勝トーナメントを勝ち進み優勝することができました!
構築経緯
自分は現役当時から3世代対戦に取り組んできたが、カビゴンがいない構築を使ったことがない(カビゴンがいない構築を考えてもうまくまとまった試しがない)ため制限枠からはカビゴンを選ぶことに迷いはなかった。
次に、今回はルールの関係でパーティの特殊受け枠をカビゴンではなくハピナスに任せるプレイヤーが増えると予想したため、それと取り巻きの岩・鋼・サマヨール等をまとめて起点にできる「守る」+「身代わり」+「瞑想」スイクンを起用。
対格闘・地面を主とした物理受けとしてマタドガスとギャラドス、決定力としてのヘラクロスとサンダースを投入して6体を決定した。
古来から3世代カビパ構築の基本となっているカビゴン+水+電気+格闘受け2枚+なにかという構成を忠実に守った結果となった。
個別
カビゴン
のしかかり/大文字/鈍い/眠る@カゴの実
生意気 263-132-96-89-166-45
食べ残し持たせてカウンターや自爆で使い捨てる現代的なカビゴンも検討したが、後述のスイクンに食べ残しを渡したため結局昔から使い続けているカゴ+文字カビになった。
スイクン
守る/身代わり/波乗り/瞑想@食べ残し
前述の通り、ハピナスとその取り巻きを起点に全抜きを目指せるスイクン。
以前より3世代対戦をしていてスイクンの中でも最も相手にしたくないと思っていた型が守る+身代わり+瞑想@残飯という構成で、自分でも一度使用してみたいと思っていたところ今回実際に使用する機会に恵まれた。
まもみが残飯スイクンは文献や実績が少なく、実力が未知数であったが、選出した3試合では全て期待通りの活躍をしてその強さを証明してくれた。
人の個体なので詳細は伏せるが、この構成で使用するならば少なくとも実数値がHP205以上・素早さ135以上が必須条件だと考えており、実際にオフで使ったスイクンはそれを満たしている。
マタドガス
ヘドロ爆弾/大文字/鬼火/大爆発@オボンの実
能天気 172-110-189-105-81-81
カビゴンとスイクンで穴となる対格闘・地面及びノーマル岩ギャラ物理マンダ等々の誤魔化しを担当。
制限枠の関係から間違いなくヘラクロスは流行するとみてキラーとなるマタドガスかグライガーは採用したいと思っていたが、鬼火での攻撃力低下と定数ダメージを狙えることと大爆発の使いやすさを買ってマタドガスとなった。
攻撃はもちろん素早さもハピナスやカイリキー等の無振り55族に先制したく、どちらも下げたくないので性格は能天気を選択している。
ギャラドス
目覚めるパワー飛行/地震/電磁波/眠る@ラムの実
意地っ張り 183-176-113-*-120-124
2体目の格闘受け、スイクンが出せない時のメタグロス受け、ボーマンダ誤魔化し、スイクンの過労死防止など仕事は多い。
運用は単純で、受け出しから電磁波をバラ撒き味方を動きやすくする。
サンダーがほとんどいないだけでかなり選出しやすくなった。
簡易対戦ログ
敬省略
上が相手の選出と控えで下が自分の選出
vsHOPE ○
ヘルガー メタグロス ヌオー(ギャラドス フライゴン カイリキー)
ギャラドス マタドガス カビゴン
ギャラドスがヘルガーの鬼火を交わし電磁波→地震で突破。
グロスもギャラドスで対処し、ヌオーは鈍いカビで圧殺した。
vsもっきー ○
エアームド ハピナス ヘラクロス(スイクン ラグラージ カビゴン)
カビゴン スイクン マタドガス
サイクルを回していく中でカビゴンでハピナスを倒したところで相手がマタドガスを処理できなくなって勝ち。
選出した3体すべてが相手にめちゃくちゃ刺さっていた。
vs赤月 ○
サンダース メタグロス ラプラス(ハピナス フライゴン ヘラクロス)
ヘラクロス カビゴン ギャラドス
ヘラクロスをカビゴンに引かせて電磁波を受けてもらう。
カビゴンに対しサンダースをメタグロスに引いてきたためこちらはギャラドスで応戦。
鉢巻コメットパンチを受けると攻撃を上げられてしまうも「かわせ」の一言にギャラドスが反応し、地震2発でグロスを処理することに成功。
ダースはカビゴンで処理し、最後のラプラスはカビゴンがハイドロポンプと絶対零度を3回ずつ交わして勝利。爆運でした。
カズーイ ○
ヘラクロス ボーマンダ カビゴン(サンダース スイクン ガラガラ)
ギャラドス カビゴン ヘラクロス
ギャラドスvsヘラクロスの有利対面からスタート。
引いてくると思いきや岩雪崩で突っ張られ、怯まず電磁波を浴びせる。
マンダがきたら嫌だなと思いつつめざパ打つとマンダ降臨。
ヘラクロスに鉢巻が渡っているので大きな被害は受けないと思いカビゴンに引かせるとやはり特殊マンダで助かった。
その後はギャラでマンダに電磁波を入れることに成功し、ヘラクロスの一貫を作って勝ち。
vsめらるば ○
ヘラクロス トドゼルガ ボーマンダ(ラグラージ サンダース カビゴン)
ヘラクロス ギャラドス カビゴン
初手ヘラクロスミラー。めざ飛を嫌ってギャラに引いたがやはり岩雪崩をされいきなり追い詰められる。
ヘラクロスを再び出してごまかそうとしたところで相手マンダ。
マンダをカビで受けるとトドゼルガ。
トドを処理しようとヘラクロスを出すが零度を被弾してしまう。
圧倒的不利な状況だったが、カビゴンもギャラドスも素眠りさせるなどなして粘らせていると、こちらのギャラドスが起きるターンに相手がヘラクロスで突っ張ってくれてヘラクロスを処理したこともありなぜか最後には勝っていた。
vs1192 ×
アーマルド サンダー ?(フシギバナ ハガネール スイクン ヘラクロス)
マタドガスのヘドロ爆弾やカビゴンののしかかりで身代わりが割れないサンダーにいいように影分身を積まれまくり、アーマルドにバトンされて3タテされた。
決勝トーナメント1回戦 ダース ○
メタグロス ヘルガー レジロック(ハピナス フォレトス ギャラドス)
スイクン カビゴン ギャラドス
明らかにスイクンが刺さっているので初手に配置するとメタグロスと対峙。
身代わりすると雷パンチで身代わりが割れない。
他に身代わりを1回の攻撃で割る手段がなくそのままスイクンで3タテした。
準決勝 Stoic ○
ラグラージ サーナイト カビゴン(レジロック ボーマンダ ジュカイン)
ギャラドス ヘラクロス カビゴン
DQNラグだろうと思いつつとりあえずめざパで削ると相手身代わり。
ここで身代わりを割りにいって後攻身代わりからカムラ発動がむしゃらとなると崩壊するので適当に電磁波を打ってお茶を濁しておく。
ラグラージのがむしゃら以外の攻撃手段は波乗りしかなかったためギャラドスで素眠りしていれば相手に一方的に展開されることもない。
最終的にヘラクロス・カビゴンvsサーナイト・カビゴンの対決となり、ヘラで相手カビゴンを削ってこちらのカビゴンで締めた形となった。
決勝 poe ○
ラグラージ ハピナス ゲンガー(ヘラクロス サーナイト トドゼルガ)
スイクン ギャラドス カビゴン
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スイクンが刺さっていそうなので先発に配置。
ラグラージとハピナスには刺さっていたが、ラグラージの吠えるでギャラドスが出てギャラドスを出汁にゲンガーを展開されてしまい一転不利に。
カビゴンで応戦するも威張るでやられそうになるのでやむを得ずギャラドスを切って死に出しスイクン。
瞑想を積んで10万ボルトのダメージを抑えつつなんとかゲンガーを突破。
ゲンガーを突破した時点でスイクンは守るを挟んでも身代わりを貼れるだけの体力はなかったのでカビゴンに引かせることで残飯回復を稼ぐことにした。
カビゴンは威張り殺されてしまったが、スイクンが粘りに粘ってハピナスの地球投げのPPを枯らしそのまま2タテして勝利した。
感想
これは現役当時からカビパを使い続けている自分だからこその視点だと思うのだが、大半のプレイヤーが制限枠の中でカビゴンやメタグロスを選択することで金属音サンダーが大きく数を減らし、それによって構築や立ち回りの自由度が高まっているルールだと感じた。
実際対戦してみるとサンダーがいないことで水タイプは生き生きとしているし、カビゴンを一瞬で崩してくるような特殊がほぼ存在せず安心して受けにいけたし、ラティサンダーが少なくて(いなくて)ボーマンダヘラクロスが多いあたりまさにXDサンダーの実戦個体が出現する前の現役時代に近い環境で対戦しているかのような感覚だった。
制限ルールによって偶然にも当時に近い環境が作られた結果、自分の積み重ねてきた経験が生きてよい結果に繋がったのだと思う。
今回のみならず定期的にやりたいルールだと思いました。
対戦してくれた皆さん、主催の1192さんありがとうございました。
【4thGS】ディアオーガ
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ディアルガ | 龍の波動 | 火炎放射 | トリックルーム | 守る | ラムの実 | 先発 |
カイオーガ | 潮吹き | 雷 | 吹雪 | 守る | 黒い鉄球 | 先発 |
クレセリア | サイコキネシス | 草結び | 手助け | トリックルーム | オボンの実 | 後発 |
ドサイドン | 地震 | 岩雪崩 | 守る | 身代わり | 命の珠 | 後発・ハードロック |
ptrstさん主催の第4回関東4thGSオフに参加してきました。
予選5-3の3位通過、決勝トーナメント初戦敗退のベスト16で終了です。
構築経緯
4thGSは現役時代(2009~2010)と第二次ブーム(2012~2013)の時に取り組んでいたが、現代GSルールはそこから更に研究が進み当時は存在しなかったような構築・ポケモンが多く出現している。
その中でも特に追い風ギラティナ@パワフルハーブ+大爆発ドーブル@気合の襷という組み合わせは、従来から存在する多くの組み合わせに対してイージーウインが可能で、構築を考える上で決して無視できない存在となっている。
そこで今回はギラティナドーブルを1体で容易に攻略できるポケモンとしてトリックルームを使うディアルガに注目し、そこから構築をスタートさせた。
トリル下で戦うポケモンとしては09オフの実績を買ってドサイドンにしてみた(完全に味をしめた顔)
当時ドサイドン入りで結果を残した、とにーさんの構築を参考にさせていただき細部を調整する形となった。
第2.5回しゃでオフ使用PT - クレセオーガ - とにぽよも憂鬱
個別
ディアルガ
龍の波動/火炎放射/トリックルーム/守る
冷静 207-*-144-187-149-93(S個体値18or19)
- 一致C222眼鏡流星群を最大乱数以外耐え(C220は確定耐え)
- 最遅100族抜かれ
前述の通り構築のスタートとなったポケモン。
シャドーダイブと大爆発どちらにも耐性のある貴重な存在となっている。
Sを最遅+αにしてプレッシャーの発動順から相手ディアルガとのS関係を明確にすることで、眼鏡orトリル型なのかを判別できるようにした。
味方ドサイドンの地震のために守るを採用したが、そこまで必要な場面はなかったので雷でいいと思った。
クレセリア
サイコキネシス/草結び/手助け/トリックルーム@オボンの実
生意気 224-*-141-123-172-81
第二のトリックルーム始動役。
先発のラムorカゴだとギラティナのシャドーダイブ+ドーブルの大爆発をどうやっても耐えないので後発に配置せざるを得なくなってしまった。
格闘とグラードンへの切り返しのためサイコキネシスと草結び両搭載。
Cに多く割くことでクレセリアの攻撃で相手をドサイドンの攻撃圏内に入れやすくなる他、対カイオーガとグラードンに至っては無振りの時に比べて確定数がいずれも1発ずれることが非常に大きい。
ドサイドン
地震/岩雪崩/身代わり/守る@命の珠
勇敢 191-211-150-*-107-40
一般枠にして本構築のエース。
その決定力は、自分だけ3体禁伝を使っているかのような錯覚に陥るレベル。
とはいえ09ほど地震と雪崩でダメージは入らず、攻撃を耐えられて返しの攻撃を受けると一撃で沈むことが多いため事前に周りで削っておく必要がある。
もちろんトリル下でクレセリアと並んだ時に最も力を発揮するのでうまく並ぶように立ち回る。
手助け珠メガホーンでクレセリアを落とせるのも魅力だが、身代わりで拾った試合も多かったのでここの選択は難しい。
総括
結果は微妙な感じで終わってしまいましたが、現代GSルールにおいてもドサイドンが持つポテンシャルの高さを思い知らされる結果に。
実際初ターンで急所などによる事故が発生しても後続のクレセドサイで一転攻勢となる展開が多かったです。
今回何より驚いたのは同グループの ふぉんでゅ。さんと初手の2体を含めて見た目4体が全く同じで、構築に対する考え方もほぼ同じようなものだったこと。
そしてそして、第4回関東4thGSオフ、今回もめちゃめちゃ楽しかったです。ありがとうございました。使ったパーティはこれ。予選5-3予選落ち。ビーン様に超運負けして抜けられなかったけど、そのビーン様と完全ミラー、クレセリアに至ってはNNまで一緒というミラクル。ヤバすぎでした😊
— ふぉんでゅ。 (@torotorofondue) 2018年8月11日
#関東4thGSオフ pic.twitter.com/mXnAzUZj0q
特にディアルガとクレセリアは歪な構成にも関わらず、技・実数値がほぼ一致していて震えました。
これだけ他世代を含めて伝説戦をこなしている方と同じような考えに至れたことは素直に嬉しく思いました。
主催のptrstさんはじめ運営の皆さん、参加者の皆さん大変お疲れ様でした。
次回開催を心待ちにしています。
簡易対戦ログ
vsヤトー ○
アグノム ギラティナO カイオーガ メタグロス
初手でアグノム大爆発・ギラティナ地震の猛攻を受けるが、ディアルガがギリギリ耐えてトリル成功。相手死に出しグロス、こちらドサイ。
2ターン目ディアルガがバレットで落ちてくれたので死に出しクレセでドサイクレセの並びが完成し制圧
vsふぉんでゅ。 ○
ディアルガ カイオーガ クレセリア ドサイドン
珍しい組み合わせにも関わらず初手でミラーしてしまう
初手で眼鏡潮吹きを浴び終始相手のペースだったが、岩雪崩両怯みとメガホーン回避という爆運で勝利
vsエリカ ○
ホウオウ ルンパ ディアルガ バンギラス
4体にドサイドンが刺さりすぎていたので制圧
vs わをん ○
カイオーガ メタグロス ギラティナA ドクロッグ
いきなり相手カイオーガの雷がこちらのカイオーガの急所に当たってしまうが、ドサイドンとクレセリアでオーガグロスドクロを全て破壊して勝利
vs ともし ×
ディアルガ ガルーラ カイオーガ パラセクト
途中までトリルドサイで制圧していたが、パラセクトに岩雪崩を外し全てが終わった
vs しーびー ×
ラティアス カイオーガ ギラティナ バンギラス
控えめオーガの眼鏡雷でこちらのカイオーガが一撃で沈み、ディアルガにスカーフを渡されてしまう等相手のペースで試合が進んでいく
ドサイドンで盛り返すもトリル切れた後の眼鏡オーガが止まらず負け
vs Lily ×
ミュウツー ユキノオー カイオーガ メタグロス
ミュウツーの挑発でなかなかトリックルームをさせてもらえない
最後はトリルドサイドンで制圧してと思いきや相手カイオーガの先制の爪潮吹きで終了
トリル状態で霰ダメージが最初にカイオーガに入ったので次のターンに先制の爪が発動することは予測できた(気づかなかった)が、守るでしのいでいてもどの道厳しかったでしょう
vs mizuko ○
ギラティナ メタグロス パルキア バンギラス
初手でメタグロスの大爆発がディアルガの急所に当たりトリックルームを発動できずに落ちる
しかしクレセリアでトリックルームを貼りながらカイオーガでギラティナとパルキアに向けて吹雪を4発を気合で全弾当てる
おかげでドサイドンの地震圏内に入り勝利
決勝トナメ1回戦 vsこんぴら ×
ミュウツー ムクホーク ディアルガ ユキノオー
カイオーガが集中でいきなり落ちてトリル、死に出しドサイドン。
ディアルガ引きながらクレセドサイの並びを完成させるも、ミュウツーが絶妙な耐久力を持っているためなかなか手助け岩雪崩の圏内に入れられない
相手の裏のディアルガが白いハーブを持っていたり、守るでトリルを切らせてきたり、もう一度トリルを貼ってもトリルをしてきたりで強すぎて負け
【第一回関東09ダブルオフ優勝構築】ドーブルマージドサイトリパ
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
ムウマージ | トリックルーム | 威張る | シャドーボール | エナジーボール | 矯正ギプス | |
ドーブル | 猫騙し | この指とまれ | ダークホール | 大爆発 | 気合の襷 | マイペース |
ドサイドン | 守る | 地震 | 岩雪崩 | アームハンマー | キーの実 | ハードロック |
カビゴン | 恩返し | 噛み砕く | 馬鹿力 | 自爆 | ラムの実 | 厚い脂肪 |
あの伝説のルールである09ダブルのオフが開催されました。自分はスタッフ謙対戦参加。
【09ダブル】第一回関東09ダブルオフ募集記事 2018.7.7 - すのーのポケモン
5世代シングルと肩を並べる程好きなルールなので本気で勝ちを狙いにいった結果、優勝することができました!
経緯
マルティム「ドサイドン強くね?」
ドサイドンは当ルールで高い使用率を誇るメタグロスやカビゴンに有利であり、09ダブル最強の構築と名高い「封印爆破」にも耐性を持っている。
更にタイプ一致の地震と岩雪崩による全体攻撃を持つため構築を突き詰めれば容易に場を制圧できると考えた。
これだけのスペックを持ちながらも当初はドサイドンを使用するプレイヤーはあまり多くなく、マークも薄いだろうという目論見もあった。
個別
ムウマージ
トリックルーム/威張る/シャドーボール/エナジーボール@矯正ギプス
呑気 167(252)-*-123(252)-125-126(6)-99
トリックルーム始動役はドサイドンの地震を受けないポケモンが望ましい。
クレセリアやドータクン等が候補となる中でムウマージを選んだ理由は以下の3点。
- ゴーストタイプなので隣のドーブルの大爆発で相手に被害を与えつつ速やかに退場できる点
- タイプ一致シャドーボールでアグノム・ヨノワールに打点を確保できて向こうからの攻撃は痛手にならないため封印に強いトリックルーム使いである点
- 同じくシャドーボールでドサイドンが決定打を与えにくいクレセリアにそこそこダメージを与えられる点
純粋なトリパは封印という技が大きな壁になるためそれを使うヨノワールとその取り巻きを自然に処理できることがムウマージ採用の最も大きな決め手となった。
トリル・威張る・シャドボときて4枠目はドーブルにダメージを与えられる技が必要な中でエナジーボールを選択。
ドサイドンがラグラージに勝てないことや、こちらのドサイドンは最遅ではなくミラーで不利になってしまうため対策として搭載したが、これは結果的に大当たりだった。
配分は防御が脆すぎるので思考停止HB特化。
これでも攻撃をかなり落としたメタグロスのコメットパンチすら2発耐えられない。
ドーブル
この指とまれ/猫騙し/ダークホール/大爆発@気合の襷
勇敢 131(6)-79(252)-87(252)-*-65-75(S個体値8or9)
- 攻撃+2ダブルダメージ大爆発で227-147までのクレセリアを1発
個人的にドーブルを構築に採用することに対して今まで消極的だった。
レベル1:この指とまれや猫騙しで味方の補助をするだけして退場してしまう 構成が読まれやすい
レベル50:挑発を受けて置物になる
このようなイメージが強く最初から3vs4で戦うような感覚が嫌で敬遠していたが、ムウマージを採用することでドーブルに自然と大爆発を採用でき、ドーブルが放置された場合もドーブル自身が決定力になりつつ後続のドサイドンに繋ぐことができてドーブルも4体のうちの1体として大きく貢献してくれることから採用に踏み切った。
素早さは主にドーブルヨノワのドーブルミラーに強くするために最遅+3(かつ最遅80族抜かれ)とした。
仮にトリルされてもムウマージが相手ドーブルより先に動けるので問題なく処理できる。
ドサイドン
守る/地震/岩雪崩/アームハンマー@キーの実
勇敢 191(6)-211(252)-150-*-107(252)-50(S個体値22or23)
トリルドサイドンを運用するにあたりマルティムさんは命の珠+手助けによって火力を確保していたが、ギャラドス等に威嚇を入れられた途端にメタグロスやギャラドスを1発で倒せなくなることや、命の珠の反動が厳しく感じたため自分は威張キーで運用したいと考えていた。
隣から威張るでドサイドンを強化するムウマージは元の素早さ種族値が高く、最遅+ギプスでも素早さは49までしか落ちないため、トリル下で先にムウマージが動くようにやむを得ずドサイドンの素早さ個体値を上げた。
無振り無補正カビゴンと同速だが、そのようなカビゴンはほぼいないと思われる。
アームハンマーはメガホーンとの選択だが、対浮遊スチル・カビゴンを重視したのと、素早さダウンを期待しての採用。
カビゴン
恩返し/噛み砕く/馬鹿力/自爆@ラムの実
勇敢 255-160-108-*-132-31
威張るに依存せずどんな状況でも一定の活躍ができるポケモンが欲しかったので4体目は結局カビゴンになった。
当初カビゴンを使う予定はなかったが、急遽ドーブルマージを使うことになったため個体準備が間に合わず、ボックスにいた厳選産カビゴンを使用した。
そのため個体値等は不明だが、最遅、205コメット2耐え・地震or炎パンチでグロス3発の数値になっている。
トリパミラーにおいてドサイドンが最遅でなく若干不安が残る中、トリル下で最も早く行動できるポケモンとして期待通りの活躍をしてくれた。
何を隠そうこの4体は、2ndステージ/第5エリア予選優勝者であるモルフ氏の構築である。
ただ思考停止でパクったというよりも、トリルドサイドンを威張キーで使おうと色々試行錯誤した結果、クレセリアでもドータクンではなくムウマージが適任だと思わされてしまったので、改めてモルフ氏の凄さを実感させられたのであった。
総括
構築についてはそもそもドーブルマージの認知度が低く、初手の時点で相手を困惑させることができました。
意外なことにドーブルが放置されることが多かったため、威張る大爆発で相手に致命傷を与えることも多く、ドサイドン降臨の前座として大活躍。
そして何より攻撃が二段階上がったドサイドンが全体攻撃で全てを破壊していく様は爽快です。
ドサイドンは柏勢以外でも一部で注目されていたみたいなので、今後09ダブルでドサイドンは無視できない存在になりそうです。
今後環境がどのように推移していくのか今から楽しみです。
結果についてはこれ以上ないもので言うことありません。
07年~09年にかけて恐らく自分のポケモン史上最も真剣に取り組んだ思い入れのあるルールで、実に約10年越しに努力が実を結んだみたいでとても感慨深いものがありました。
レンタルロムによるスタッフの負担等課題も残るオフでしたが、終始会場の雰囲気が良く、とても盛り上がったので第2回も前向きに検討していきたいと思います。
参加者・スタッフの皆さんありがとうございました!
以下続きから簡易対戦ログ
ログ
予選
vs瞳 ×
クレセリア メタグロス ギャラドス (カビゴン)
トリル発動後の2ターン目、マージがドーブルへの威張るを外しドーブル退場、相手メタグロスのコメットがマージの急所に当たりゲームエンド
vsタクマ(しのぶ) ○
アグノム ヨノワール メタグロス カビゴン
マージでアグノムを早々に処理。
あとはメタグロスに対してドサイドンの体力を大事にしながら戦ってなんとか。
vsしもべ ○
ファイヤー ゲンガー ドサイドン クレセリア
トリルからの威張る雪崩でゲンガーを処理。
相手ドサイドンは最遅っぽくてミラーは不利だったがここでエナジーボールが炸裂して勝利。
vsてるる ×
トゲキッス プテラ ケンタロス ゴウカザル
竜巻と岩雪崩怯みでマージが何もできなくて終了
予選からいつも通りである。
タクマさんが1位抜け、しもべさん・瞳さんと三つ巴になったが、オポネント差でまさかの抜け。
決勝トーナメント
vs風流 ○
サンダー クレセリア ドサイドン ドータクン
トリルからの威張る爆破でクレセリアとドサイドンに致命傷を与えることに成功。
ドサイドンをエナジーボールで落とそうとしたらドータクンに引かれてしまった。
トリル切れた後にドータクンに2段階ドサイドンのアムハンを打ったら急所に当たってくれたのが大きかった。
威張るされなかったので勝てました。
vs yasu ○
ムウマージ ドーブル ドサイドン マリルリ
柏勢対決。
yasuさんは09ダブル初とのことでイージーウインできるほぼ同じ構築を使うように自分が直接レクチャーしていたのですが、まさかここで当たってしまう。
ミラーで有利なように独自の調整してたので勝てましたすみません!
準決勝 vs勝海 ○
ヒードラン メタグロス クレセリア カビゴン
ここまで全勝の勝海さんでしたが、ドサイドンだけは無理だったとのことでイージーウインできました。
決勝 vsしーびー ○
クレセリア メタグロス ギャラドス カビゴン
BO3でしたが、結局選出は2回とも変わりありませんでした。
超ざっくりいうと1戦目は岩雪崩を、2戦目は地震を通して勝ち。
マルティムさんのツイキャスに残ってますが、正式な動画化が待たれます。
ヒストリアカップ《うら》使用構築 サンダータンクWA(実機Ver.)
ポケモン | Lv. | 性別 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
サンダー | 55 | × | 雷 | 目覚めるパワー(氷) | 威張る | 身代わり | 食べ残し |
ミルタンク | 55 | ♀ | 恩返し | 電磁砲 | 鈍い | ミルク飲み | ピンクのリボン |
カビゴン | 50 | ♂ | 伸し掛かり | 地震 | 眠る | 自爆 | 薄荷の実 |
ナッシー | 50 | ♂ | サイコキネシス | 眠り粉 | 目覚めるパワー(虫) | 大爆発 | 先制の爪 |
パルシェン | 50 | ♂ | 冷凍ビーム | 撒き菱 | リフレクター | 大爆発 | 奇跡の実 |
カイリキー | 50 | ♂ | クロスチョップ | 地震 | 岩雪崩 | 目覚めるパワー(虫) | 黄金の実 |
去る2018年3月10日にVC版金銀クリスタルを用いた対戦オフヒストリアカップ《うら》を開催しました。
開催経緯としては、単にVC版金銀クリスタルで対戦する機会を更に増やしたかったという理由もありますが、ネット上でバトルシミュレーターを解放している『ジムリーダーの城』でのルールに近い環境で金銀対戦をしてみたかったという点があります。
2003年のルビー・サファイア時代からポケモン対戦を始めた私にとって、それ以前に発売された金銀の対戦はこれまでずっと興味は持っていたものの、なかなか直接対戦に触れる機会を作れずにいました。
金銀対戦というものを外部から眺めていた身からすれば、発売から今日に至るまで「ジム城」を通じて対戦文化が育まれてきたという認識が強いです。
私個人金銀対戦に対しては、永き渡って「ジム城」での対戦・考察によって熟成された高度な駆け引きを楽しめるゲームといったイメージを持っており、今回のVC版金銀クリスタル発売を機にそれに少しでも近い環境で金銀対戦に触れてみたいという一種の憧れから「ジム城」に近いルールでのオフ会を開こうという決意に至りました。
前置きが長くなりましたが、以下から主催個人がオフで使用した構築について触れていきます。
経緯
以前からレベル55のサンダーを使いたいと思っていたのでそこからスタート(前回のヒストリアカップでは一撃必殺技使用可とのことでケンタロスが幅を利かせていたため採用は見送っていた)。
サンダーの天敵であるライコウは厳選難易度の関係で実機では大きく数を減らすため、サンダーが活躍しやすい環境なのは明白であった。
数あるサンダーエースの構築の中でも以前から交友があり、サンダー構築の雄であるstoicさんのサンダータンクを使わせてもらうことになり、更に直接色々と指南していただいた。この場で御礼申し上げます。
サンダータンク構築については以下の記事で全てがわかりやすく語られているので是非ご覧になっていただきたい。
d.hatena.ne.jp
ということで以下解説というよりは備忘録的な文。
個別
サンダー Lv.55
雷/目覚めるパワー(氷)/威張る/身代わり@食べ残し 選出数:7/11
■変遷
①10万/めざ氷/吹き飛ばし/眠る@奇跡
→②雷/めざ氷/威張る/吹き飛ばし@残飯
→③吹き飛ばし→身代わり
当初はせっかくクリスタルが配信されたので、パルシェンで「撒き菱」を使いサンダーで「吹き飛ばし」を使って相手を追い詰めるという、所謂『昆布』といった金銀らしい戦術で臨みたいと考えていた。
しかし、回しているうちにそれだけでは相手を崩すことが難しいと感じたため、メイン技を「10万ボルト」→「雷」へと変更して撒き菱に頼らずとも相手を突破しやすくし、それに伴い構成・パーティ編成を丸ごと変更した(元々はサンダーバンギWA)。
更に実機で回していたところ、ライコウが少ないこともあってか吹き飛ばしが欲しい場面に中々遭遇しなかったこと、実機ではジム城と比較して眠りターンが1~6と大変長く強力でそれに対する手段が欲しかったことから「吹き飛ばし」→「身代わり」に変更して結局『いばみが』の形となった。
身代わりが状態異常に強くなるのは偶発対峙時した瞬間に限られるが、構築に爆破を使うポケモンが多く、自分から偶発対峙を作りやすいので状態異常対策として有効に働くと考えている。
なお、後述のミルタンクがバンギラスを相手にしにくい構成になっているため、バンギラス入りにはサンダー+カイリキーで対応することになる。
フシギバナやスターミーがいてカイリキーが腐りそうな時は選出を控え、代わりに爆破を絡めてバンギラスを強行突破することも視野に入れた。
現行世代と違ってサンダーはバンギラスの攻撃を確実に1発耐えるので、時には強気に雷を打っていく。
■55バンギラスの強行突破例
ミルタンク Lv.55
恩返し/電磁砲/鈍い/ミルク飲み@ピンクのリボン 選出数:4/11
サンダーに吹き飛ばしがないため突破が困難な55カビゴンや55純電気等が相手にいる際に出動する。
サブ技にはバンギラスを突破できる地震や爆裂パンチを選ばれることが多いが、純電気+エアームドといった組み合わせを突破するために電磁砲搭載。
当日は純電気+エアームドという組み合わせには遭遇しなかったものの、素早さを下げる目的で思わぬポケモンに放つ時もあり、それで試合を拾ったこともあった。
カビゴン Lv.50
伸し掛かり/地震/眠る/自爆@薄荷の実 選出数:11/11
伸し掛かりで麻痺をばら撒き、最後は自爆できっちり1:1交換以上する説明不要の強さ。貫禄の全試合出場である。
地震は対ゴースト・バンギへの削りとして。
薄荷の実で対催眠技を誤魔化せるためナッシーやフシギバナがいる構築に対し初手に配置することが多かった。
ナッシー Lv.50
サイコキネシス/眠り粉/目覚めるパワー(虫)/大爆発@先制の爪 選出数:8/11
カビゴンに次ぐ説明不要ポケモン。相手にヘルガーでもいない限り選出して腐ることがない。
サンダー選出時にカビゴンがスターミー・50サンダー・フシギバナ等を複数相手しなければならない時に過労死させないようカビゴンのお供として同時に選出することが多かった。
相手の攻撃をギリギリ2発耐えるか耐えないかという局面ばかりだったので持ち物にはやはり黄金が欲しい。きのみジュースとかでいいかも。
パルシェン Lv.50
冷凍ビーム/撒き菱/リフレクター/大爆発@奇跡の実 選出数:1/11
オリジナルはリフレクターではなく波乗りだが、リフレクターは一度消すと戻せないという実機ならではの悩みから結局消さずに臨んでしまった。とはいえ一応サンダーの身代わりとシナジーはしている。
カビゴンとナッシーに頼り過ぎて思った以上に選出できなかったが、パルシェンが活躍しているログは多く見てきたので今後はうまく使えるようになるのが目標。
カイリキー Lv.50
クロスチョップ/地震/岩雪崩/目覚めるパワー(虫)@黄金の実 2/11
ビリー兄貴追悼記念で採用(大嘘)
相手にフシギバナやスターミー等の再生系持ち格闘受けがいなければ一定の活躍は見込める。
オフを終えて
- 対戦について
雷での圧倒的決定力を持つサンダー・抜群の安定感を持つミルタンクという相反する構図が構築としてとても美しいと思いました。
6体個々が構築にマッチしており安定した基盤を持つ構築ですが、雷や爆破で勝負を決めにいく場面は刺激的で使用者を飽きさせることがありません。
実戦的な強さも去ることながらそれ以前に使っていて楽しい構築でとても気に入ってしまいました。
- 運営について
不慣れで拙い運営で各方面に大変ご迷惑をおかけしました。
次回以降については未定ですが、一撃なし金銀対戦は個人的に本当に楽しいルールだと思っているので、何かしらの形で今後も永く続けていきたいと考えています。
この素晴らしいルールを一人でも多くの人に知ってもらえるよう努力していきたいです。
参加してくれた皆さん、エキシビジョンへの登壇を快諾してくれたしゃわさん・桂馬さん、最高の試合を最高の撮影機器で動画化してくれたタッツーさん、色々支援して頂いたいかれっこさん・シグルドさん・ゴールドさん、そして共同主催したyasuさん、本当にありがとうございました。
【第4回CCS・5世代シングル枠使用構築】ボルトガブ
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
化身ボルトロス | 電気のジュエル | 10万ボルト | 目覚めるパワー氷 | 電磁波 | 挑発 | 悪戯心 |
ガブリアス | ドラゴンジュエル | 逆鱗 | 地震 | 剣の舞 | 身代わり | 砂隠れ |
キノガッサ | 気合の襷 | キノコの胞子 | タネマシンガン | マッハパンチ | ストーンエッジ | テクニシャン |
パルシェン | 命の珠 | 氷柱針 | ロックブラスト | 氷の礫 | 殻を破る | スキルリンク |
スイクン | 水のジュエル | ハイドロポンプ | 冷凍ビーム | 神速 | 絶対零度 | プレッシャー |
ウルガモス | 虫のジュエル | 大文字 | 虫のさざめき | 目覚めるパワー地面 | 蝶の舞 | 炎の体 |
発寒厨さん主催の第4回CCSに参加してきました。
ルールは5・6・7世代シングルのチーム戦で、発寒厨さん・あおりさんとチームを組み、私は5世代シングルを担当させて頂きました。
使用構築に関しては私がBW2後期~末期に使用していたものと全く変わりはありません。
元々この構築は当時あおりさんがベースを組み、私が細部を調整してオフや大会で使っていました。
- 当時の記事
構築内容を知っている方も多いと思いますが、折角の機会ということで改めて構築の細部を紹介したいと思います。
続きを読むヒストリアカップ2016 * Resurrection! 使用構築 スターミーケンタWA・改
ポケモン | Lv. | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
---|---|---|---|---|---|
スターミー | 55 | 吹雪 | 10万ボルト | 小さくなる | 自己再生 |
ケンタロス | 55 | 伸し掛かり | 吹雪 | 破壊光線 | 影分身 |
マルマイン | 50 | 10万ボルト | 電磁波 | 毒々 | 大爆発 |
ルージュラ | 50 | 吹雪 | サイコキネシス | 悪魔のキッス | 影分身 |
サイドン | 50 | 地震 | 岩雪崩 | 吹雪 | 眠る |
ラプラス | 50 | 吹雪 | 10万ボルト | 伸し掛かり | 眠る |
去る7/31に古石場文化センターにて開催されたゴールドさん主催の初代VC対戦オフ・ヒストリアカップに参加してきました。
対戦ルールは第1回公式ルールであるニンテンドウカップ97をほぼ完全に再現したもの。
マリオスタジアムをリアルタイムで視聴していた私はニンテンドウカップ97ルールで対戦することに憧れがあり、初代VCが配信されるやいなや初代対戦のいろはを学びながら厳選・育成を開始しました。
ゴールドさんと昔からお世話になっているあんぐらオフの皆さんの粋な計らいによってこのような初代対戦ができる舞台が用意され、そこで対戦することが本当に楽しみでこの日まで全身全霊を掛けて考察・厳選・育成を行ってきました。
【構築概要】
えりきゃんオフ使用構築をベースに、オフで実際に初めて初代対戦に触れてみて感じたことや、オフ以降の初代VCプレイヤーによる考察や最近の傾向を踏まえて少し手を加えている。
前回オフ後の私見として、このゲームは結局のところ
“いかに自分の吹雪と影分身・小さくなるの試行回数を増やすか、そしていかに相手に吹雪と影分身・小さくなるを試行させないか”
という単純なことが勝敗に直結しているものと考えた。
なんとも頭の悪そうな考え方だが、実際に初代対戦をしてみると吹雪による凍結と影分身・小さくなるによる回避によっていとも簡単に試合展開がひっくり返ってしまうことを前評判以上に痛感させられたからである。
マルマイン以外の5体に吹雪を、エース格のスターミー・ケンタロス・ルージュラの3体に影分身・小さくなるを積極採用している。
【個別解説】
- スターミー Lv.55
吹雪/10万ボルト/小さくなる/自己再生
吹雪が使えてしかもその中で最速であること、吹雪が効かないポケモンに対する打点として10万ボルトを持つこと、高い素早さから(吹雪凍結+)小さくなる+自己再生で展開できること、55ケンタロスに優位が取れること等、良い点を挙げればキリがない文句無しの強さ。
しかし、えりきゃんオフでの反響が大きかったこともあってか、55スターミーへのマークの厳しさを選出の時点で何度も痛感することとなった。
特に前回から変更点はなし。
個体値は上から15-3-11-15-15。
- ケンタロス Lv.55
伸し掛かり/吹雪/破壊光線/影分身
相手にルージュラがいる時に出動することが多い。
地震だった枠を影分身に変更。
このケンタロスの技構成については既にゴールドさんやクレアさんも言及されていることだが、サンダースやマルマイン等の電気に対しては伸し掛かり→破壊光線で対処可能なので地震はゲンガーほぼピンポイントの技と言っても過言ではない。
それよりも吹雪で相手を凍結させた後自らで展開できたり、ルージュラとの有利対面時に控えにサイドン等の岩/地面タイプを控えられている場合の安定択と成りうる影分身を採用する方が合理的だと考えた。
個体値は上から15-15-9-15-11。
- マルマイン Lv.50
10万ボルト/電磁波/毒々/大爆発
レベル50でありながら、55スターミーへの切り返し、ケンタロスへの麻痺入れ、後述のサイドンが選出しづらい時の電気誤魔化し等多くの役割を持つ。
マルマインが誘うゴローニャ・サイドンやナッシーに対して大爆発でターンカットを行い、死に出しルージュラの起点にできる点も良い。
技の変更はなし。マルマインは自分1体で相手を何匹も抜いていくポケモンではなく、場を整えて味方を動きやすくするポケモンだと思っているのであえて影分身を採用していないが、他の方の試合を見ていてマルマインの影分身も強力だと感じた。
個体値は上から10-13-14-15-14。
- ルージュラ Lv.50
吹雪/サイコキネシス/悪魔のキッス/影分身
ニンテンドウカップ97ルールを裏で支配する黒幕。
吹雪での凍結or悪魔のキッスによる催眠から影分身を展開するといった初代対戦の闇の部分を1体で全て兼ね備えており、一度有利対面を作ってしまえばレベル50でありながら1体で相手を壊滅or半壊まで追い込む可能性を持っている。
それだけでなく、自らが氷タイプなのでラプラスやフリーザーに繰り出して悪魔のキッスで切り返せたり、初代の氷タイプで唯一電気タイプと強気に殴り合える点が頼もしく、特殊耐性が高いことによる運用のしやすさも高く評価している。
個体値は上から15-3-11-15-13。
- サイドン Lv.50
地震/岩雪崩/吹雪/眠る
ルージュラを使用する上で最も脅威となるのはケンタロスの破壊光線であり、それにリスクを与えるべくサイドンを起用することにした。
また逆に、サイドンが呼んでしまうスターミー・ラプラス・ナッシーに対してはルージュラが軒並み強く、これらが交換で出てきそうなタイミングでルージュラを釣り出しするか、サイドンを捨ててルージュラをこれらのポケモンの前に死に出しすることでこちらの有利な展開に持ち込むことができ、サイドンの採用がルージュラの強さをも引き立ててくれている。
前回は、同じ岩/地面タイプとしてゴローニャを使用したが、ゴローニャに繰り出されるスターミーやナッシーに対しリスクを与える技がなく簡単にこれらの脅威を呼んでしまうことがネックであった。
しかし、サイドンは吹雪を使えるためスターミーやナッシーへの交換という選択肢が相手にとって大きなリスクへと変わる。
しかもサイドンが使う吹雪というのは、凍結が期待できない氷タイプに対してタイプ一致岩雪崩の脅威があり交換からは出てきにくいと考えられるため、電気タイプとの有利対面時に吹雪が安定択となりやすい(ただし相手の6体にスターミーやナッシーがおらずラプラスのみがいる場合、サイドンに対してラプラスを出すという選択肢が相手にはあるので、その時は岩雪崩が最も安定択となる)。
その他、ゴローニャと比べると攻撃力が高く、レベル52までのサンダースを地震で、レベル52までのフリーザーを岩雪崩でそれぞれ確定1発にする火力も魅力。
最後の1枠にこれといって欲しい技はなかったため、サンダースに絶対負けないように眠るを搭載した。
今回実戦で眠るを使う場面はなかったが、参加者のサンダースの多くが10万ボルト/毒々/影分身/眠るという構成だったため結果的に眠るを選んだことは正解だったのだろう。
個体値は上から11-15-12-15-13。
- ラプラス Lv.50
吹雪/10万ボルト/伸し掛かり/眠る
オフの数日前まではナッシー(カントーの姿)だった枠。しかし、脳内シミュレーションでナッシーを使う場面が思い浮かばずラプラスへ回帰。多くのポケモンと打ち合える頼もしさとえりきゃんオフでの活躍を買った。
数が少ないフーディンや地面耐性よりも吹雪耐性を優先した形となった。
前回あまりにも歌うが当たらなかったのでルージュラへの打点となり麻痺を狙える伸し掛かりに変更している。
その反面、今回のオフでは逆に歌うを採用したラプラスが多かったためこの枠は再度要検討。
個体値は上から14-5-13-15-12。
当初は物理攻撃を使わないこと前提に厳選したため攻撃が低い上、育成時にタウリンを投与していないため努力値が振りきれておらず、実数値も1低い。
- オフを終えて
優勝どころか決勝トーナメント進出すらも叶わなかったが、優勝者のルイピカさんに唯一の黒星を与えた上でリベンジを果たしたり、構築が最終的にゴールドさんが考えていたものと6体被り(!)で更にケンタロスの技構成も同じものだったことから、スターミー・ケンタロスのWA構築を極限まで突き詰めることができたと自負しており、個人的にはそれなりに満足のいく形でヒストリアカップを終えることができたと思う。
また、個人的にオフ会場の雰囲気が深く印象に残った。
今回、改造は疎か初代名物のセレクトバグすら一切使うこともなく過酷な第1世代での育成を乗り越えた猛者が集まった会場は、間違いなく一つになっていた。
そこには第3世代の頃、過酷な育成環境を乗り越えた廃人達が集うオフと近い何か懐かしい雰囲気が漂っていた。
そんな雰囲気の中、ポケモンオフの聖地であった古石場文化センターにて初代での対戦を楽しめたことは、自分がポケモンに初めて触れた時の頃のことや、2004年3月に初めてあんぐらオフに参加した時の頃を思い出させてくれた。
雑感を箇条書き。
- 高レベルフーディンの身代わり
スターミーやルージュラの吹雪を枯渇させることができて熱い。
- 低レベルケンタロス
ルージュラさえ葬れればレベル55でなくても良い。
- 高レベルルージュラ
これが台頭すればケンタロスは結局55が安定?
- 97カップ優勝者・宮沢徹君 未来人説
今や55エース編成のスタンダードとなりつつある55スターミー・ケンタロスのWA+マルマイン・ルージュラの組み合わせを97年当時から使用しているだけでなく、スターミーとケンタロス1体だけでは対応しにくいフリーザーとルージュラの組み合わせに強い55ガルーラを採用しているあたり未来からやってきたとしか思えない。
主催のゴールドさん・スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
そしてこのような素晴らしい企画を考案し、実現くれたことに本当に感謝しています。
前代未聞のこの企画を成功にまで導くまでの努力は並大抵のことではなかったと思います。
早速第2回の開催も決定したとのことで今からまた楽しみです。
参加者の皆さんもお疲れ様でした。
以下、予選・フリー対戦・エキシビション全9試合の対戦ログです(敬称略)。
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