11/23 東大駒場祭(DEXオフ) 使用パーティ
東京大学ゲーム研究会の企画にお呼ばれしたときに使ったもの。
会誌がコミケで解禁されたので晒します。
ルールはざっくり書くと、シングル6→3、複数催眠なし、ニョロトノ・キュウコン使用可。
文章は原稿に書いたものをベースとしてはてな向けに新しく書き直すことにします。
メタグロス いじっぱり 185-187-151-103-126-94
コメットパンチ 思念の頭突き アームハンマー 追い打ち/拘りハチマキ
ラティオス おくびょう 156-88-101-181-131-177
流星群 竜の波動 10万ボルト めざめるパワー(炎)/命の珠
ガブリアス ようき 184-182-115-90-105-169
逆鱗 地震 ストーンエッジ 大文字/こだわりスカーフ
ユキノオー おっとり 165-131-85-158-105-94
まもる 吹雪 草結び 氷の礫/気合のタスキ
ブルンゲル おだやか 205-62-119-106-138-85 呪われボディ
波乗り 鬼火 挑発 自己再生/オボンのみ
ボルトロス おくびょう 171-121-96-154-101-179
10万ボルト めざめるパワー(氷) 気合玉 蜻蛉返り/達人の帯
パーティ趣旨としては、ナットレイ×ブルンゲル(以下ナットゲル)メタって泡吹かれてやろうってものです(
>ラティオス
普段はナットゲルで止まりそうなポケモンなだけにナットゲルをおびき寄せてのめざ炎が決まりやすい。
小回りが利くように命の珠。
>メタグロス
ラティを使うので2体目に鋼枠を投入。
ナットゲルを崩せるように拘りハチマキを持たせました。
配分はラティオスの拘り眼鏡波乗りを2発耐え、Aを11の倍数でなるべく高くなるように。
この値だとこだわりハチマキ所持の交換時追い打ちで耐久無振りラティアスがほぼ1発になる。
ラティオスにめざ炎を採用していて同族に弱くなっているので、追い打ちでラティを狩れると思うと心強いです。
>ガブリアス
お掃除役その1。
ラティグロス2体で回した後相手のガードが緩くなってきたところに3体目として降臨させるのが理想。
こだわりスカーフ所持のガブリアスは、ラティオス・ラティアスや剣の舞ガブリアス・テラキオン、
ちょうのまいを使用するウルガモスなど止めにくいポケモンに対する阻止力になるのも採用した理由です。
>ボルトロス
お掃除役その2。
努力値配分は物理面:陽気ガブリアスのストーンエッジ、特殊面:強化アイテムなしラティオスの流星群まで耐えるよう配分。
そして達人の帯を持たせることにより、耐久無振りガブリアスをめざ氷で1発、ラティオスを蜻蛉返り+蜻蛉返りorめざ氷で高乱数、耐久無振りテラキオンを蜻蛉返り+気合玉で倒せるようになっているため、タイマンでの殴り合いに強い。
さらにボルトロス1体でナットレイ×ブルンゲルを崩すことができるので、ラティオスやメタグロスを失ったときの保険になる。
ボルトロスは、ガブリアスとは違い蜻蛉返りやタイマンでの殴り合いの強さから初手に起用することも多いです。
>ブルンゲル
上記4体では格闘タイプやメタグロスに対する受けが安定していないのでブルンゲルを入れて安定させます。
今まではずぶといでHP・防御を特化したものを使用していましたが、今回は試しに穏やかを採用し、ガブリアスの逆鱗で確実にオボンのみが発動するように防御をあえて下げて、特殊耐久をゴウカザルの草結び2発耐えまで強化し、流星群やウルガモスに対する耐性も上げています。
技は主力の波乗り、受けて相手を流す際に何かしらの負担を与えたいので鬼火、安定した回復技の自己再生、
最後は何かと汎用性の高い挑発。挑発で状態異常技を防ぎつつ決定力であるラティオスやメタグロスにつないでいきます。
>ユキノオー
最後には電気タイプのサンダーやライコウに対する耐性が怪しいと思い、その他ウルガモスやトゲキッス、シャンデラなど対策な面倒なポケモンにまとめて強くなれるバンギラスが6体目で決定。としたかったのですが、、
本ルールでは特性があめふらしのニョロトノが使えるため、雨パに対する耐性を高める手段が必要だと思い、
電気に強いという条件も満たしているユキノオーとし、6体を決定しました。
型は時間がなかった()のでプラチナ時代に使っていたものの使い回しなので割と適当。
(DEXオフではニョロトノがいなかったため、6体目はバンギラス@拘り眼鏡に)
相手はしゅいげつさん(サンダー、メタグロス、ユキノオー、ガブリアス、スイクン、テラキオン)
まず相手のパーティを見たときにナットレイもブルンゲルもいなかったのがとても残念だったw
選出は、まずユキノオーがいるのでメタグロスが確定、サンダーやテラキオン、ガブリアスを上から殴ることの出来るラティオス、最後は悩みましたが、メタグロスを受けられるのが欲しいということでブルンゲルに。
ボルトロスはサンダーと同じタイプなのでメタグロスに強いと思いきや、耐久力も回復手段もなく
冷凍パンチや思念の頭突きを持たれているとメタグロスに殴り負けてしまい、このパーティはよく見ると
相手のメタグロスに対して安定するのがブルンゲルしかいません。
さらに細かい点だとキノガッサに対する耐性が皆無なので構築段階で色々穴があり、個人的にいい構築とは言えなかったと思います。
初手
しゅいげつ サンダー
ビーン メタグロス
1.しゅいげつ サンダー みがわり
ビーン メタグロス 思念の頭突き外れ
2.しゅいげつ サンダー 熱風外れ
ビーン メタグロス 思念の頭突きサンダーのみがわり破壊
3.しゅいげつ サンダー→メタグロスチェンジ
ビーン メタグロス→ラティオスチェンジ
4.ビーン ラティオス→ブルンゲルチェンジ
しゅいげつ メタグロス コメットパンチ
5.しゅいげつ メタグロス 毒々
ビーン ブルンゲル 鬼火外れ
6.しゅいげつ メタグロス→サンダー
ビーン ブルンゲル挑発
7.ビーン ブルンゲル→ラティオス
しゅいげつ サンダー10万ボルト
8.しゅいげつ サンダー→メタグロス
ビーン ラティオスめざめるパワー効果抜群 メタグロスオボンのみ発動
9.ビーン ラティオス→ブルンゲル
しゅいげつ メタグロス→サンダー
10.しゅいげつ サンダーみがわり
ビーン ブルンゲル→ラティオス
11.ビーン ラティオス10万身代わり破壊
しゅいげつ サンダーめざめるパワー効果抜群
12.ビーン ラティオス竜の波動 しゅいげつサンダー落ち 珠反動ギリギリ耐え
しゅいげつ メタグロス出し(HP約6割)
13.ビーン ラティオス→ブルンゲル
しゅいげつ メタグロスバレットパンチ 呪われボディ発動
14.しゅいげつ メタグロス→ユキノオー
ビーン ブルンゲル鬼火
15.ビーン ブルンゲル→ラティオス
しゅいげつ ユキノオーぜったいれいどヒット
ビーンメタグロス出し
16.しゅいげつ ユキノオー ぜったいれいどヒット メタグロス落ち
ビーンブルンゲル出し
17.しゅいげつ ユキノオー→メタグロス
ビーン ブルンゲル 自己再生
18.しゅいげつ メタグロス 地震
ビーン ブルンゲル 波乗り
19.しゅいげつ メタグロス 地震
ビーン ブルンゲル 波乗り
霰でメタグロス落ちる 猛毒でブルンゲル落ちる
しゅいげつ勝利
ログを振り返りながら要所での行動の根拠を説明したいと思います。
初手はサンダーとメタグロスの対面というのは基本的にメタグロス側が不利とされているため、サンダー側はメタグロス側の交換も踏まえた上での行動をすると考えました。
具体的には控えにガブリアスやラティオスがいるため、素直に10万ボルトや熱風を選択せず、毒々、電磁波、めざめるパワー(氷)、身代わりなどといった技を選択するということです。
そこでまずはそこそこダメージを与えられる思念の頭突きを選択し、様子をみることにしました。
ここで10万ボルトや熱風が来ると後にユキノオーが来たとき辛いと思ったのですが、対サンダーを任せているラティオスが命の珠であるため、ここでサンダーを少しでも削っておかないと特防に厚く配分したはねやすめサンダーに勝てないと思ったがゆえの行動でもありました。
と、これだけ考えていましたが、いきなり思念の頭突き外してしまい、身代わりを作られて不利な展開に。
しかし2ターン目では、相手が熱風を外してくれてこちらの攻撃で身代わりを壊すことができました。
一見五分に見えますが、相手が身代わり分の体力を消費してくれたこと、持ち物が食べ残しでないこと、技に熱風があることがわかったなど、逆にこちらがアドバンテージをとるという結果になりました。
4ターン目でブルンゲルに交代し、5ターン目でメタグロスを受けたところで鬼火を放つも失敗。
8ターン目にてラティオスがメタグロス交換読みめざめるパワーに成功しましたが、ここで持ち物がオボンのみであることが発覚。
5ターン目で鬼火を当てていればオボンのみが発動してもめざめるパワーで倒せる圏内であった可能性があったし、そもそもメタグロスに鬼火を当てて火傷させてしまえばかなり機能は落ちるので鬼火を外したことが悔やまれました。
12ターン目でラティオスが無事にサンダーを倒し、14ターン目で相手にユキノオーがいることが発覚したため、体力がほぼ残っていないラティオスは15ターン目でお役御免。
死に出しからメタグロスを光臨させて拘りハチマキアームハンマー連打で勝ち!
と思ったら相手のユキノオーがこだわりスカーフを持っていて絶対零度で当てられてしまったので負けてしまいました。
やっぱり3割で勝ち筋を得られるのは絶対零度は偉大だと改めて思わされましたw
ちょっと悔しい結果となりましたが、、楽しく対戦できた上、会誌に載ることも考えればいい試合だと思いましたし、なにより当日の対戦会でギャラリーが大変盛り上がったようなのでよかったです!
このような機会を設けていただきありがとうございました。
またこのような機会がありましたら声をかけていただければ嬉しいです。 >スタッフ一同様