後攻の尻尾クレセグロス
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
クレセリア | トリック | リフレクター | 威張る | サイコキネシス | 後攻の尻尾 | 先発 |
メタグロス | 守る | コメットパンチ | 地震 | バレットパンチ | ラムの実 | 先発 |
ギャラドス | 守る | 滝登り | ストーンエッジ | 電磁波 | ソクノの実 | 後発 |
カビゴン | 守る | 恩返し | 地震 | 岩雪崩 | オボンの実 | 後発 |
近頃なぜか09ルールで対戦する機会が増えたということで、唐突ではありますが09ルールの特徴を振り返りつつ構築を紹介したいと思います。
当時ブログはやっていなかったようなものなのでこの機会に記録として残しておきたいということで。
見た目は定番のクレセグロスですがクレセリアに地雷を仕込んであります。
※09ルール=プラチナまでの要素の見せ合いなし4-4ダブルバトルであり当時の公式ルール。フラットルールがないためバンギラス等といったOL要素やFCロトムは使えない。
■クレセリア
図太い 223-*-173-105-151-114
09ルールのクレセリア(クレセグロス)はシャンデラ・ウルガモス、そしてバンギラスといった天敵が存在しないため不安要素が少なく、とにかく強いの一言に尽きると思います。
第5世代でもおなじみである電磁波や威張るを使うクレセリアは当時から流行っていましたが、それだとスカーフトリックや封印爆破に対しての耐性が皆無だった事が気に食わなかったので、それに対処すべく考えたのがこのクレセリアでした。
後攻の尻尾を持つことで自然にトリックを搭載できるので相手のスカーフトリックに耐性をつけつつも、相手に後攻の尻尾を押し付けることで技スペースの関係で搭載できなかった電磁波の代わりとすることができます。
電磁波と比べ乱発できないのは心許ないですが、トリックルームを使われた時でも後攻の尻尾で素早さの数値に関係なく相手の動きを最後にし、威張る+ラム・キーの実や腹太鼓+自己暗示での連携を崩すこともできるのでトリパに対する耐性が付きます。
リフレクターにより封印爆破への耐性も得ることができています。クレセグロスとしての性能を極力落としたくないので隣のメタグロスを強化できる威張るは外せませんでした。
【備考】
H:16n-1
B:余り(強化アイテムのないカビゴンの自爆を余裕を持って耐え)
C:サイコキネシスで193-115サンダーの身代わりを確定で破壊
S:準速60族抜き抜き
■メタグロス
意地っ張り 185-173-152-*-118-113
クレセグロスでの一般的な構成のメタグロスです。
クレセリアから威張るを受けたりダークホールに対抗するためのラムの実。
威張るを受けて居座るタイプなので大爆発を入れるスペースはないでしょう。
配分は人によって色々変わってくると思いますが、09ルールは殆どの構築にメタグロスが入ってくるといっても過言ではないので個人的にはミラーを意識した早いメタグロスが好きです。
【備考】
A:無振りラティオスをコメットパンチ+命の珠の反動+バレットパンチで高乱数
D:C184メガヤンマの虫のさざめき高乱数2発耐え
S:準速60族抜き
■ギャラドス
意地っ張り 201-165-104-*-122-124
クレセリアとメタグロスへ一貫する水・炎・虫の一貫性を消し、相手のメタグロスにも強めなギャラドス。
当時は水ロトムがいなくてトリトドンも呼び水で水タイプの技を無効に出来ないので極端に苦手な相手がおらずとにかく動きやすいです。
後出しから威嚇した後電磁波をばら撒いているだけで強い。
当時はHS基調の配分が流行っていましたが、自分は相手のギャラドスを意識した配分にしています。
【備考】
A:11n
B:威嚇込みでA177ギャラドスのストーンエッジ高乱数2発耐え
D:C194サンダーの10万ボルトをソクノの実発動込みで最高乱数以外耐え
S:最速60族抜き=準速メタグロス抜き抜き
■カビゴン
意地っ張り 248-161-101-*-142-58
カビゴンは主に高い数値を生かした特殊受けを担当。
09ルールでは格闘タイプが使われる機会が少ないのでカビゴンが即死する事が少ないにも関わらず、相手には常に自爆のプレッシャーを与え続けることができるといった理由から09ルールではトップクラスの使用率を誇ります。
この構築ではクレセリアとメタグロスがヌケニンへの打点を持たないので、このカビゴンには炎のパンチ・噛み砕く・岩雪崩のどれかを採用したいです。
しかし自爆を搭載するとなると技が守る・恩返し・自爆・何かとなり、最後のスペースに炎のパンチ・噛み砕く・岩雪崩のどれかを入れると今度はヒードランがとても重くなってしまいます。
そこでやむを得ず自爆を切り捨てて守る・恩返し・地震・岩雪崩という構成にすることで攻撃範囲を広げる形をとりました。
そもそも自分の場合クレセグロスにおいてはカビゴンを大事にする立ち回りをする事が多く、自爆を使う機会が少なかったのも自爆を切った理由の一つです。
3つの候補の中で岩雪崩にしたのは単純に電磁波とシナジーする事とサンダー等の身代わりを破壊しつつ隣にも攻撃できるため。
【備考】
H:4n
A:ダブルダメージ地震でH187-B151メタグロス高乱数3発
B:A187メタグロスのコメットパンチ2発耐え
D:C147キングドラの雨+命の珠ハイドロポンプをオボンの実発動込みで高乱数2発耐え
S:マヒしたS150スカーフヘラクロス抜き抜き
クレセリアが歪な構成ですが当時のネット上で開かれた大会で結果を残し、最近やったダブルの猛者達とのフレンド対戦でもしっかり勝てており、そもそも元のグロスギャラカビの性能が高いので結構強い構築だと思います。
クレセリアにオリジナリティを出すことができている事もあってお気に入りの構築の一つです。
GSルールが大流行している流れで09ルールも流行って欲しい 多分無理