第三世代構築その1(拘り鉢巻メタグロスエース)
POで行われたstoicさん主催のGBA(第三世代)シングル6→3の大会に出場しました。
GBA世代から対戦に本格参入したこともあり個人的に思い入れのあるルールです。
その時に使用した構築1つめ。現役時代も同じコンセプトの似たようなパーティを使っていました。
ほぼ自己満足的な記事ですが宜しければご覧下さい。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
メタグロス | コメットパンチ | 地震 | 捨て身タックル | 雷パンチ | 拘り鉢巻 | |
サンダース | 10万ボルト | 願い事 | 毒々 | 守る | 光の粉 | |
ギャラドス | めざめるパワー飛行 | 地震 | 電磁波 | 眠る | ラムの実 | |
カビゴン | 伸し掛かり | 火炎放射 | 鈍い | 眠る | カゴの実 | 免疫 |
ミロカロス | 波乗り | 冷凍ビーム | 催眠術 | 自己再生 | 食べ残し | |
ガラガラ | 地震 | 岩雪崩 | 燕返し | 剣の舞 | 太い骨 |
なるべく第四世代〜第五世代から参入した人にも第三世代の概要がわかるように個別紹介。
メタグロス 意地っ張り(Aほぼ全振り残りS高め残りHD)
命の珠や拘り眼鏡を持たせた流星群や逆鱗が飛び交う第四世代や第五世代とは違い、第三世代は決定力を増強するアイテムが乏しく、技の威力自体控えめだったため、受けが成立しやすいゲームでした。
そんな中で、実質受けとなるポケモンが存在しない拘り鉢巻持ちメタグロスを採用。
捨て身タックルを搭載することでメタグロス受けのHB図太いスイクンを確定3発、HB図太いミロカロスを確定2発にすることができるため、スイクンの眠るやミロカロスの自己再生での受けを成立させることを許しません。
雷パンチは拘り鉢巻の恩恵を受けられませんが、エアームド用に持たせています。
(第四世代以降は技毎で物理/特殊が決まるが、第三世代まではタイプ毎で物理/特殊が決まるため雷パンチは特殊技になる)
雷パンチをめざめるパワー炎にすればHBフォレトスまで見ることができ、完全に受けられるポケモンが存在しなくなりますが、フォレトスは少ないと踏んでマヒの追加効果も狙える雷パンチに。
使い捨てではなくエースなので大爆発はありませんが、選択肢としてはありだと思います。
ちなみにこの時代バレットパンチや思念の頭突きは存在しません。
サンダース 臆病 (S最速115族抜き、残りHD)
エースのメタグロスをサポートするための願い事サンダース。
メタグロスに出てきた水ポケモンに繰り出していき、願い事でメタグロスの体力を回復しながら相手を崩していきます。
そのため努力値は特防を重視。特防を強化することで特殊技のバリエーションが豊富で受けが難しいゲンガーにも対応。
毒々は同族・ライコウ・ハピナス・厚い脂肪カビゴンを意識。最後の枠はテッカニンやサンダー、同族のバトンタッチを防げる吼えるが好きなんですが、今回は構築がヘラクロスに弱かったこともあり拘り固定ができて毒々との相性がいい守るに。
今思えば基本選出のメタグロス・サンダース・ギャラドスがラグラージに弱いため、毒々はめざめるパワー草の方が良かったかもしれません。
持ち物は特に持たせるものが無いので光の粉。半減の実や気合のタスキ等の便利な道具はありません。
ギャラドス 意地っ張り (HABS振り)
メタグロスとサンダースを連携させたい場合、相手の格闘・メタグロス・ボーマンダ受けが厳しいのですべてそれなりに見れるギャラドスを3体目に採用。サンダースの蓄電を受けやすくする効果も。
格闘やメタグロスを受けてから電磁波をばら撒いてメタグロスのサポートをしていく。当時の電磁波は蓄電にも効果があって大変強力です。
残り3枠は格闘への遂行技となるめざめるパワー飛行(当時物理)、メタグロスへの遂行技となったり、電気の後出しを簡単に許さない地震、サイクルで傷ついた体力を回復できる眠る。
カビゴン 生意気 (HBD振り)
第三世代の環境ではカビゴンが採用しない理由がないくらい強いです。
流星群や拘り眼鏡が存在せず単純に特殊技の威力が低いことや、弱点の格闘技もまともなものが瓦割りくらいしか無いため、特殊メインのポケモンに役割破壊技として瓦割りを仕込む程度では簡単に崩されず、物理ポケモンに対しても鈍いという対抗手段で突破してしまうこともしばしばある…等といったことが要因と思われます。
ノーマル技・鈍い・対エアームドやゲンガーで炎技・眠るが最も対応力が高くてポピュラーな構成であり、自分もそれを使いました。
ノーマル技には恩返しを採用する人が多いですが、自分は伸し掛かりを採用。
第三世代の対戦は◯◯に対して××で受ける等といったサイクルを回す試合が多く、そのサイクル戦でカビゴン受けに対しマヒを入れることが出来れば試合を有利に運びやすいと思っている事が理由です。
火炎放射にしたのは大文字に比べPPが多く火傷も狙いやすいため。
ミロカロス (HBベースS早め)
メタグロスやボーマンダをしっかり受ける水枠。
水枠はスイクンと2択となりますが、単純に再生回復で安定するのと催眠術が強力という理由でミロカロスを好んで使っていました。
当時スイクンを手に入れるにはポケモンコロシアムでの厳選が必須だったため、厳選環境がないという理由でやむを得ずミロカロスを使っていた人も多く見受けられました(
ガラガラ 意地っ張り (HA振り)
6体目は特に欲しいポケモンがいなかったので何となく決定力があるポケモンにしようと思いギャラドスとの相性がよく電磁波との連携が強力なガラガラに。
ヘラクロスに弱い構築なので燕返しを仕込みました。
正直この枠は何が正解か自分でもちょっとわからないですが、ヘラクロスに強いポケモンがいい気がします。