第9回北大阪オフ・第26回シングル厨のつどいオフ
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボルトロス | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 電磁波 | 挑発 | 電気のジュエル | 化身フォルム/悪戯心 |
ガブリアス | 逆鱗 | 地震 | 剣の舞 | 身代わり | ドラゴンジュエル | 砂隠れ |
パルシェン | 氷柱針 | ロックブラスト | 氷の礫 | 殻を破る | 命の珠 | スキルリンク |
キノガッサ | キノコの胞子 | タネマシンガン | マッハパンチ | ストーンエッジ | 気合の襷 | テクニシャン |
スイクン | ハイドロポンプ | 冷凍ビーム | 神速 | 絶対零度 | 水のジュエル | |
メタグロス | コメットパンチ | 思念の頭突き | アームハンマー | 大爆発 | 拘り鉢巻 | クリアボディ |
自身第五世代最後のシングルオフに参加。北大阪オフ5-3、シングル厨4-3とどちらも予選抜けまであと一歩及ばず悔しい結果となりました。
最後はカバドリで締めたいという思いがありましたが、回していて難しかったので勝ちに行くにはやはりBW2においてコンスタントに結果を残せたボルトガブになるだろうという考えに至りました。
中身は第2回とりおふで使った構築のウルガモスの枠をメタグロスに変更したものです。変更点のみ書きます。
■メタグロス
コメットパンチ/思念の頭突き/アームハンマー/大爆発 拘り鉢巻
意地っ張り 183-204-151-*-111-95
メタグロスはウルガモスが持っていたクレセリア+ローブシン(+バンギラス)とユキノオーへの耐性と打点を継承しつつ、大爆発で雨やカバドリを崩せる駒として採用。
ウルガモス以上にローブシンへ安定して繰り出すことができるため先発にボルトロスやキノガッサを置くことが多いこのパーティでローブシンと対面した時の逃げ先となる他、パルシェンやラティオス・(スカーフ)ガブリアスの竜技への耐性も高まっておりパーティ全体の安定感が増した。
持ち物は仮想敵に投げてから相手に負担を掛けるため拘り鉢巻。
メインのコメットパンチ、電気や水への打点は勿論ビルドローブシンに後投げからでも処理が追いつく思念の頭突き、ナットレイを初めとした打点となりメタグロスが使うと一貫しやすいアームハンマー、最後は前述の通り大爆発。
トリックがあると受けループにかなり強くなるので是非欲しかったが、この4つほどは重要な技でないと考え泣く泣く不採用。
拘り鉢巻が生む隙はボルトロスの電磁波や気合の襷キノガッサを控えさせることでカバーすることができる。
その他に変更はありませんが以下は構築するにあたり再検討した点
マンムーやローブシンに入る飛行のジュエルを検討したものの、化身ボルトロス・スイクンは勿論ウルガモスをメタグロスに差し替えたことでハッサムに見せる隙が大きくなってしまうことや、ガブリアスやカイリューに対してのめざめるパワー氷が欲しいことを考慮して電気のジュエルのままに。
主に対雨を懸念して瞑想型にするか迷ったが、雨には瞑想スイクンがおらずともそれなりの勝率を確保できており、雨以外を考慮するなら水のジュエルによる瞬発力の高さ、神速という強力な先制技、厳しい構築を相手にした時にでも解決できる可能性を持つ絶対零度という3点がいかなる場面でも腐ること少なく選出しやすくなるという点から結局この型の方がいいという判断に至った。
結果こそ奮わなかったものの、メタグロスを選出した試合はメタグロスがしっかりと活躍してくれた試合が多かったので変更自体は悪いものではなかったと思っています。
ただウルガモスをメタグロスにするとウルガモスの時には中々されなかったクレセリア+鋼という選出を多くされてそれに苦戦してしまうことが多かったので結局は一長一短でしょうか。
仮に命の珠が余っていれば コメットパンチ/バレットパンチ/めざめるパワー炎/大爆発 のような構成で使っても良かったでしょう。
特に何もなければこれが第五世代最後の更新となると思います。
第五世代(特にシングル)は週単位で環境に変化があったと言われるほどで、最初から最後まで飽きること無く楽しむことが出来たので非常に名残惜しいですが、気持ちを切り替えて新作でも頑張りたいです。
あと対戦とは全然関係ありませんが、第五世代では第四世代からオフに出ている従来の層に加えてバトレボ出身の方をはじめ、第五世代からオフに参加するようになった新しい勢力が加わり、そのような層から違った視点からの考えを学んだことも多かったので、そういった意味でも日々新鮮で刺激のある日々を送ることが出来ました。
XYでもどうぞよろしくお願いします。
最後に対戦ログ(敬称略)を載せますが、長いので見たい方だけ続きから見て下さい。
主催者・スタッフ・参加者の皆さんお疲れ様でした。
第3回ポケットモンスター北陸オフ
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ラティオス | 流星群 | リフレクター | 光の壁 | 神秘の守り | 光の粘土 | |
ボルトロス | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 電磁波 | 挑発 | オボンの実 | 化身フォルム/悪戯心 |
ハッサム | 守る | 虫食い | バレットパンチ | 剣の舞 | 鋼のジュエル | テクニシャン |
ローブシン | ドレインパンチ | マッハパンチ | 岩雪崩 | ビルドアップ | 食べ残し | 鉄の拳 |
バンギラス | 岩雪崩 | 噛み砕く | 馬鹿力 | 炎のパンチ | 拘り鉢巻 | 砂起こし |
ランドロス | 守る | 地震 | 岩雪崩 | 蜻蛉返り | 気合の襷 | 霊獣フォルム |
三連休で北大阪オフと北陸オフに参加してきました。
北大阪オフについてはルールがシングルで今週末にシングル厨の集いオフを控えていることもあり、詳細は後ほどにして今回は北陸オフについて触れます。
北陸オフは北大阪オフの翌日だったので会いたい人も多く居たことや、第五世代のダブルオフの締めとして参加したいという気持ちが強かったので大阪から始発に乗っての強行スケジュールを決めてまで参加することに。
結果は電気ブロックを5-2で2位通過した後に3回勝って決勝に進み、そこで敗れて準優勝でした。
優勝こそ逃してしまったものの、1月のあんぐらオフ以降のやよいオフ・DEXオフチーム戦・8月のあんぐらオフといったダブルのオフで負け越しが続いてしまった中で第五世代の締めに良い結果を残せたことに関しては素直に嬉しく思います。
使用構築についてはrouさんの壁構築を殆ど参考にさせてもらいました。
とは言っても最初はにのさんの構築が強いということを耳にしたのでそちらを参考にしようとしたところ、相手のラティに対するケアが出来るハッサムを採用したいと思ったので結果的にはrouさんの構築に近くなったという感じです。
ローブシンとバンギラスは、にのさんの考えに基づいて型を弄りました。
参考
http://d.hatena.ne.jp/rou-34/20130711/1373536012
http://ameblo.jp/ninonononono/entry-11559221512.html
ほぼ人の構築なのであまり書くことはありませんが一応使った雑感など
■ラティオス
流星群/リフレクター/光の壁/神秘の守り 光の粘土
臆病 187-*-101-150-130-178
壁展開から後続のハッサムとローブシンで積み技を使って試合を決めるので徹底するため光の粘土を持たせ、壁を貼るという仕事をこなすためCS振りで丁度耐えないバンギラスの噛み砕くやウルガモスの虫のさざめきのような攻撃をギリギリ耐えるようになるHS振り。
神秘の守りはキノガッサのキノコの胞子・レパルダスの電磁波・ヤミラミとロトムの鬼火を考慮したものであったものの、実際はほぼ使うことが無かったので直前に守るか電磁波に変えたほうが良かったとも思ったが、下手に変えて後悔するのは嫌だったので渋ってそのままにした。
守るについては相手のラティオスとの同速に負けて壁を貼り損ねても後続のハッサムの起点となるものの、やはり壁を全く貼れずに1体失ってしまうのは痛く特にローブシンを選出していた時は弊害が大きいので欲しい時があり、一方で電磁波は搭載することで壁と流星群を使った後でも腐らないようになるのは勿論、ボルトロスが落ちてしまった後のめざめるパワー炎クレセリアを相手にするのが厳しいのでこちらも保険として欲しくなる時が多かった。
■ボルトロス
10万ボルト/めざめるパワー氷/電磁波/挑発 オボンの実
穏やか 174-*-90-145-143-146 (理想:臆病 185-*-90-145-132-146)
基本的にラティオスと一緒に初手に配置して後続の為に電磁波をばら撒いて場を整える。
多く場に留まるため穏やかでオボンの実持ち。
展開阻止の挑発、霊獣ボルトランドへの打点としてめざめるパワー氷。
配分はC182ラティオスの1.5倍強化流星群13/16、C177サザンドラの1.5倍強化流星群最高乱数以外耐え、Sは意地っ張り霊獣ランドロスや最速80族、そして同じ穏やかボルトロスに負けないように146まで上げたが、ここまで上げるならリグナさんが使われていた臆病の方が明らかに効率がいいことにオフが終わった後に気付く。
直前で配分を直したこともあってこのようなことになってしまいましたが、構築以前の問題なので猛省。
■ハッサム
守る/虫食い/バレットパンチ/剣の舞 鋼のジュエル
意地っ張り 165-200-120-*-100-98
壁下でのエース1。壁展開または相手の流星群使用後を起点に積んでいく。
持ち物は縛り範囲を格段に広げてくれる鋼のジュエルで間違いなかった。
A全振り、多くのメタグロスを抜ける程度のS、余りH。
■ローブシン
ドレインパンチ/マッハパンチ/岩雪崩/ビルドアップ 食べ残し
意地っ張り 212-176-116-*-117-65
壁下でビルドアップを積んでいく第2のエース。
ビルドローブシンの持ち物はシングルにおいてはドレインパンチのダメージと回復量を考慮すると黒帯の方が効率が良いことが多いが、ダブルでは守るで定数ダメージを稼がれてしまう事等を考慮して食べ残し。
サブ技はシャンデラやウルガモスがいる時にでも臆せずローブシンを選出できるようになったりハッサムと並んだ時の攻撃範囲が優秀な岩雪崩を選択。
■バンギラス
岩雪崩/噛み砕く/馬鹿力/炎のパンチ 拘り鉢巻
勇敢 203-204-130-*-125-59
主に他天候への対抗策として。持ち物はシングルのバンギラスの持ち物の中で最も強いとよく言われる事がある拘り鉢巻。
最初はダブルでの鉢巻バンギラスに対して半信半疑だったが、バンギラスの攻撃を1発耐えると思って居座ってきた穏やかボルトロスを岩雪崩で、ズルズキンを馬鹿力で一撃で落としたり、クレセリアやニョロトノの処理速度を高めるなどバンギラスがパーティの補完に留まらず単体で強い駒となり、雨霰トリパ以外のグッドスタッフ系にも積極的に選出出来るのでシングル同様バンギラスを使っていて最も強いと実感できる道具だった。
トリックルームを使うパーティへの選出を見越して最遅。多分麻痺下のスカーフ100族を抜ける62とかの方がいい。
■ランドロス
守る/地震/岩雪崩/蜻蛉返り 気合の襷
陽気 165-196-110-*-100-157
ドリュウズ系統への補完が主なので殆ど選出しない駒。
それなりに1回以上の行動が保証され強気な立ち回りにも繋がる気合の襷。
クレセリアや穏やかボルトロスを確実に上から殴れる陽気。
勝ち筋が強力な上にラティオスで壁を貼ることがバレにくく相手側としては奇襲となる一方で、扱う側はやることが決まっているのでとても使いやすくかつ強力なパーティだと感じました。
壁+積み技というコンセプトなので普段からシングルをメインでやっている人にも使いやすい構築だと思います。
反面片方でも壁を貼り損ねたり特定の相手に電磁波を撒けなかったりすると一気に勝ち筋が減ってしまうので、高火力でこちらのラティオスとボルトロスを落としてくる相手の初手ラティやユキノオー、スカーフ意地っ張りランドロスのようなポケモンが結構厳しい印象です。
以下簡易レポートなど
続きを読む第2回とりおふ! ボルトガブ改
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボルトロス | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 電磁波 | 挑発 | 電気のジュエル | 化身フォルム/悪戯心 |
ガブリアス | 逆鱗 | 地震 | 剣の舞 | 身代わり | ドラゴンジュエル | 砂隠れ |
キノガッサ | キノコの胞子 | タネマシンガン | マッハパンチ | ストーンエッジ | 気合の襷 | テクニシャン |
パルシェン | 氷柱針 | ロックブラスト | 氷の礫 | 殻を破る | 命の珠 | スキルリンク |
ウルガモス | 虫のさざめき | 大文字 | めざめるパワー地面 | 蝶の舞 | 虫のジュエル | |
スイクン | ハイドロポンプ | 冷凍ビーム | 神速 | 絶対零度 | 水のジュエル |
自ら主催したチーム戦のオフでフェアリー♂オリーブ 〜ムチムチパンツレスリング〜チームとしてスタッフのオリーブさん・ガチャさんと組みシングル2枠で出場。
チーム・個人共に5勝1敗で予選1位通過、決勝トーナメント1回戦でチームが敗れベスト8、トータルでチーム5勝2敗・個人6勝1敗という結果に終わりました。
構築は2月の委員会オフ・3月の微粒オフで使用した構築をベースに自分が納得できるように弄ったものを使用。チームメイトのオリーブさんにもほぼ同じもの使って頂きました。
どちらも予選は抜けられていましたが使っていて懸念していた点
- バンギラスが呼ぶ脅威を後続でケアするのが難しく、結果として殆ど選出しなかった
- 化身ボルトロスに勝てる駒が少なく、展開次第では相手の後発に化身ボルトロスがいると厳しくなる事が多い
- マンムーorユキノオー+パルシェン耐性(ローブシン・メタグロス等)が薄い
以上3点を解消出来るように調整。
特に真新しい要素はありませんが思うことを以下に記します。
■ボルトロス
10万ボルト/めざめるパワー氷/電磁波/挑発 電気のジュエル
臆病 155-*-90-177-100-179
襷を持ったマンムーやキノガッサに1:1以上取れるジャポの実も気になったが、ボルトガブを使う以上こちらが展開していくには相手の積み技・トリックルーム・壁・無限グライオン・レパルダス等といった相手の展開を防がなくてはならず、挑発が必須と考えたため結局この型に落ち着いた。展開に強い展開は強い。
電気のジュエルはこちらのパルシェンが誘う相手のスイクン・ローブシン・ハッサムと、パーティが誘う相手の化身ボルトロスに刺さる。
■ガブリアス
逆鱗/地震/剣の舞/身代わり ドラゴンジュエル
陽気 183-182-115-*-106-169
今更何も語ることのない型のガブリアス。ボルトロスが相手のバンギラスに打点を持たない以上は必要な駒。
■キノガッサ
キノコの胞子/タネマシンガン/マッハパンチ/ストーンエッジ 気合の襷
陽気 135-182-101-*-80-134
タイマン性能最強の襷ガッサ。
気合パンチをストーンエッジに変更してボルトロス・ウルガモスに勝てるようになったため選出する機会が増えた。
性格はこの構築自体も襷ガッサに弱いのでワンチャンス残せる陽気。
陽気にすると岩雪崩+マッハパンチでもボルトロスが落ちないことがある事、岩雪崩だとボルトロスを一撃で倒せない故ジャポの実を持たれていると1:1以上取られてしまう事、胞子と合わせてあわよくばカイリューやラティオスに殴り勝てる事があるといったことから多少命中率のリスクを負ってでもストーンエッジを採用したい。
ラティオスを甘く見るならキノコの胞子を切ってカイリュー・ローブシン・ハッサムの処理をほぼ確実なものに出来るカウンターも視野と言いたいところだが、同族とユキノオーに強くしたいこと、有利対面になった時に思考停止で使えることを考えてキノコの胞子を選んだ。
■パルシェン
氷柱針/ロックブラスト/氷の礫/殻を破る 命の珠
意地っ張り 147-160-201-*-66-101
物理龍やマンムーを起点に出来る駒として。
この構築では破った後の氷の礫と他の技を連携させてキングドラやドリュウズを倒す事が重要なので命の珠が必須。
細かい点だが配分は防御を201にずらすと陽気ガブリアス・カイリューの逆鱗(地震)やローブシンのドレインパンチといったダメージが変動するのでAを1削ってでもこの数値にするのが好み。
■ウルガモス
虫のさざめき/大文字/めざめるパワー地面/蝶の舞 虫のジュエル
控えめ 161-*-86-204-125-152
バンギラスから変更。バンギラスが持っていたユキノオー・クレセリアへの打点と耐性を継承しつつ不足していたナットレイへの打点の確保も出来ている。
バンギラスを抜くことで雨パの耐性が懸念されるが雨パはボルトロス・キノガッサ・スイクンを絡めれば何とかなると踏んだ。
スイクンがカゴの実から水のジュエルになったことでポイヒガッサが厳しくなったため、見せ合いの段階で相手にポイヒガッサの選出を渋らせる為にもこの変更は必要だったように思う。
変更によってお馴染みのキノガッサ+パルシェン+ウルガモスという選出も可能となった。この選出でキノガッサの死に出しから展開する際に裏のバンギラスやヒードランで止まってしまうとパルシェンを展開できないので虫のジュエル・めざめるパワー地面個体での採用。
最初はノオーガブ考慮で臆病にしていたが、ガブリアスが陽気だとどうにもならず結局相手の性格に依存した対策となってしまうため控えめにした。
恐らくこのパーティで最も選出しない駒。
■スイクン
ハイドロポンプ/冷凍ビーム/神速/絶対零度 水のジュエル
呑気 203-95-149-142-135-98
前回瞑想型だったがパルシェン・マンムー・ローブシンに更に強くしたいこと、先制技での連携を考慮し水のジュエル・神速での起用。
神速はボルトロスが倒し損ねた相手の化身ボルトロスや襷ガッサを被害を受けることなく綺麗に処理出来る。
ジュエルスイクンは積み技に弱い構成になりがちなのでなんだかんだ絶対零度も必要だと感じた。
カゴの実ではなくなったためスイクンの仮想敵とキノガッサが同居している相手が更に辛いが、ウルガモスの項にも記載したようにこちらの6体の並びを見て相手はポイヒガッサを出しにくいはずなので仮想敵がいたら多少無理してでも選出したい。
素早さは念のため準速ローブシン抜きに設定。プレシャススイクンやゴチルゼルあたりに先手を取れる確率も上がる。
昨今では様々なボルトガブ構築が出回っていますが、ジャポボルトで無理矢理にでも電磁波を通してガブリアス・スターミー・シャンデラで避けるといった積極的に運要素を狙う構築と、この構築のような先制技を連携させてダメージレースで勝つものでは見た目は似てても思想はかなり違っているものだと解釈しています。
続きを読む珠パルシェンと印パルシェン
パルシェンの持ち物論争。
個人的にも前々から気になっていた話題で、今回Twitterで面白そうな流れを見かけたのでまとめてみた。
http://togetter.com/li/518484
自分は殻を破る後の氷柱針でバンギラス・ナットレイを、ロックブラストでマンムー・ハッサム・ニョロトノ・水ロトムを、氷の礫でドラゴン・ボルトロスをそれぞれ落とせるといったように確実に倒せる相手を増やせる珠の方が好み。
それだけではなくダメージが増える分相手の体力を自分の他の先制技を持ったポケモンの圏内に入れやすくなったりとパーティ内での連携もしやすい。
ただ最近はパルシェンへのマークが異様にきつく、ヤドランやスイクン等に確実に止められてしまうくらいなら印を選んだほうがいいという意見もすごくよくわかります。
ポケモンというゲームの性質上、最終的にパーティ・価値観によるというところに行き着いてしまうのでこの論争に終わりは無さそうですが、一つ言えるのは相手にして嫌なのは印パルシェンの方だということは共通事項であるように思えました。
第35回委員会オフ使用構築・対戦ログ
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
バンギラス | ストーンエッジ | 噛み砕く | 馬鹿力 | 追い打ち | 拘り鉢巻 | 砂起こし |
ガブリアス | 逆鱗 | 地震 | 剣の舞 | 身代わり | ドラゴンジュエル | 砂隠れ |
ボルトロス | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 電磁波 | 挑発 | 電気のジュエル | 化身フォルム/悪戯心 |
スイクン | ハイドロポンプ | 冷凍ビーム | 瞑想 | 眠る | カゴの実 | |
パルシェン | 氷柱針 | ロックブラスト | 氷の礫 | 殻を破る | 命の珠 | スキルリンク |
キノガッサ | キノコの胞子 | タネマシンガン | マッハパンチ | 気合パンチ | 気合の襷 | テクニシャン |
水ブロック5勝1敗で1位通過、準々決勝で負けてベスト8、トータル6勝2敗という結果で終わりました。
シングルのオフには結構な頻度で参加していますが、非常に恥ずかしい事に予選抜けは約1年ぶりとなります。
去年はギリギリ予選突破を逃すといったことが多かったので、今年はしっかり勝ち切る事を目標にして頑張りたいです。
今回使用した構築は先日の第25回シングル厨のつどいオフであおりさんが使われたものをほぼコピーしたものです。
【参考】Blue Apple(β) 第25回シングル厨のつどいオフ 使用構築(http://d.hatena.ne.jp/aori_5/20130204)
同じブロックで戦った後ご本人から解説して頂いた時に感銘を受け、自分でも使ってみたいと思ったため今回のオフで使う運びとなりました。
人様の構築なので個別はメモも兼ねて簡単に。
■バンギラス
意地っ張り 207-189-131-*-124-92
得手不得手がはっきりしているバンギラスの単体性能を最も高められる道具は拘り鉢巻だと思います。
配分はC182拘り眼鏡流星群1.5発高乱数耐え、多くの鉢巻ハッサムを抜ける程度のS、残りA。
■ガブリアス
陽気 183-182-116-*-105-169
身代わりで電磁波砂の形を維持しつつも、単体でも強くなれてスイクン・クレセリア・ポリゴン2らを突破できるドラゴンジュエル。
■ボルトロス
臆病 155-*-90-177-100-179
同族やローブシン、普段では攻撃を耐えて反撃してくる水のジュエルスイクンに強くなれる電気のジュエル。
挑発で相手の展開を妨害しつつこちらの展開をサポート。具体的には積み技各種・カバルドンの欠伸・クレセリアのトリックルーム・レパルダスの猫の手等。
■スイクン
控えめ 207-*-135-156-136-105
以前自身でもカバドリで使用していた控えめ瞑想ハイドロポンプスイクン。
対雨への性能は圧巻の一言。ローブシンやウルガモスにも打ち負けない。
ただSが遅いせいで相手のカイリューの起点になってしまう恐れが有る点には注意したいところ。
使い回しなのでHC基調ですが、珠ハッサム考慮でS118以上のほうがいいかもしれません。
もう熱湯には戻れない。
■パルシェン
意地っ張り 147-160-201-*-65-101
流行りの命の珠持ちパルシェン。この構築を使った理由の一つにこいつを使ってみたかったというのがありました。
ボルトロスの挑発からつないで相手のガブリアス・マンムーを起点にしていくのが基本ですが、時にはカバドリにも出していける。
ボルトロスのめざめるパワー+氷の礫で無理矢理ラティオスを倒しにいくといった立ち回りも。
■キノガッサ
陽気 135-182-101-*-80-134
選出時の相手への圧力(特にカバドリ)はもちろん、後攻催眠から気合パンチ2回でラティオスを倒したり、ラムの実を消費させてボルトロスの電磁波を通すようにしたり、ローブシンをマッハパンチ+ボルトロスの電気のジュエル10万ボルトで処理できるようにしたりと対処が難しい相手を無理矢理処理する、もしくは後続で処理できるようにする駒といったところでしょうか。
電磁波砂・対面構築・積み技リレーを足して3で割ったようなパーティだと思います。
対戦ログ(敬称略)。
続きを読む後攻の尻尾クレセグロス
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
クレセリア | トリック | リフレクター | 威張る | サイコキネシス | 後攻の尻尾 | 先発 |
メタグロス | 守る | コメットパンチ | 地震 | バレットパンチ | ラムの実 | 先発 |
ギャラドス | 守る | 滝登り | ストーンエッジ | 電磁波 | ソクノの実 | 後発 |
カビゴン | 守る | 恩返し | 地震 | 岩雪崩 | オボンの実 | 後発 |
近頃なぜか09ルールで対戦する機会が増えたということで、唐突ではありますが09ルールの特徴を振り返りつつ構築を紹介したいと思います。
当時ブログはやっていなかったようなものなのでこの機会に記録として残しておきたいということで。
見た目は定番のクレセグロスですがクレセリアに地雷を仕込んであります。
※09ルール=プラチナまでの要素の見せ合いなし4-4ダブルバトルであり当時の公式ルール。フラットルールがないためバンギラス等といったOL要素やFCロトムは使えない。
第2.5回しゃでオフ使用構築 キッスオーガ
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
カイオーガ | 潮吹き | 雷 | 吹雪 | 濁流 | 拘り眼鏡 | 先発 |
トゲキッス | この指とまれ | エアスラッシュ | アンコール | 電磁波 | カゴの実 | 先発 |
パルキア | 守る | 亜空切断 | ハイドロポンプ | 電磁波 | ハバンの実 | 後発 |
バンギラス | 守る | 岩雪崩 | 噛み砕く | 蹴手繰り | ラムの実 | 後発 |
第四世代GSルールにて行われた第2.5回しゃでおふに参加してきました。
ロスト・ソウルブロック7勝3敗の1位タイでしたが、同じブロックに7勝3敗が4人おり、その中の2人に直接対決で負けていたため予選突破に一歩及ばない結果となってしまいました。
GSルールと言えばカイオーガを中心に回っているゲームなのは周知の事実だと思いますが、それ故にマークがきついことや潮吹きの為にHPの管理を慎重に行わなくてはならないなど扱いが難しい印象があったため自分は今まで対策する側に回っていました。
そのような経緯があったため今回はせっかくの機会ということでカイオーガを使用する側に回ってみました。
■カイオーガ
臆病 175-*-110-202-161-156
キッスオーガのカイオーガでは定番の拘り眼鏡持ち。
対応範囲を広げるためラムの実や命の珠も検討しましたが、前者は火力がなくメタグロスを1発で落とせないといった弊害が生まれキッスオーガを使う意味が薄くなってしまう、後者は守るを使えつつ雨下の潮吹きでメタグロスを1発で倒すほどの火力を維持できるが、雷でカイオーガを1発・パルキアを2発で落とせなかったり、技スペースの関係上体力が減った時まともな水技を使えない事(ラムの実も同様)がどうも気になり、やはり拘り眼鏡を持たせたいと考えました。
そこでトゲキッスとバンギラスにカゴの実・ラムの実を仕込んで対応範囲を広げることで、無理なく拘り眼鏡を持たせることが出来ました。
■トゲキッス
生意気 190-*-117-148-176-76
この指とまれを連打してカイオーガをサポートする役。
カゴの実+電磁波+後続のラムの実持ちバンギラスで従来のキッスオーガが苦手としていたドーブルのダークホールに強く。
パーティがトリックルームに対しての耐性が薄いので最遅+アンコールでそれなりに対抗できるようにしています。
【備考】
C:エアスラッシュで197-106ユキノオーをオボンの実発動込みで高乱数2発
D:C202不一致拘り眼鏡雷確定耐え
S:最遅
■パルキア
臆病 185-*-121-182-141-167
補完のための普通のハバン調整パルキア。
パーティの足の遅さをカバーするため電磁波を搭載。
【備考】
B:A222グラードンの2段階上昇地震を確定耐え
C:亜空切断でH155-D131ラティオス確定1発 (雷でH207-D160カイオーガ確定2発)
ハイドロポンプでC222カイオーガの雨潮吹き確定耐えメタグロス(185-134)確定2発
非晴れ下のハイドロポンプで無補正D極振りグラードンをハイドロポンプで高乱数1発(92.3%)
D:ハバンの実込みでC182拘り眼鏡流星群確定耐え
S:最速
■バンギラス
意地っ張り 207-183-131-*-130-91
技構成は一般なものですが、トゲキッスの項でも触れている通りラムの実を持たせてダークホール対策を施しています。
ヨプの実が大半であるバンギラスですが、ラムの実は後発から繰り出していくバンギラスにとって吹雪での凍結、雷・電磁波での麻痺、聖なる炎での火傷といった状態異常から一度回復できる点が心強く、ある意味ヨプの実より発動機会の多い道具と言っても過言ではないはずです。
素早さはトリックルームに対してはトゲキッスのアンコールで対抗できることや、ヨプの実が無いことで同族に弱くなったことを考慮して限界まで伸ばしました。
【備考】
A:ダブルダメージ岩雪崩でH207-B111ホウオウ確定1発 マニューラは天候ダメージ込で確定
噛み砕く+天候ダメージ×2で無振りミュウツーを超高乱数
D:C202不一致拘り眼鏡雷(砂嵐下)+C202不一致拘り眼鏡雷(非砂嵐下)超高乱数耐え
S:無振りメタグロス抜き
先発カゴの実+後発ラムの実ということで多少やり過ぎ感はありますが、前述の通りカイオーガに拘り眼鏡を持たせると相手にドーブルがいただけでダークホール避ける祈願するしかないというのは嫌だったのでこのくらい徹底しておきたいと思いました。
ルンパオーガ・ノオツー・ホウオウルンパ・ディアドー・ルギアルンパといったテンプレパには初手でそれなりに安定する行動を用意できているので五分かそれ以上で戦えると思いますが、キッスオーガの性質上スカーフメタグロス入りやサルキア・サルレックに対しては相変わらず厳しい戦いを強いられそうです。
以下対戦レポートや雑感になります(敬称略)。
長いので畳みます。