バンギヘラガブリがロックカット電磁浮遊ボスゴドラに3タテ食らった

シングル

要望っぽいものがあったので勝手に自分の感性で書きます。
一応羽。さんとの合作。

シングル年表（関東オフ会）




【2006年秋〜】
ダイパ発売。
新要素を積極的に取り入れつつも、ルビサファの構築技術を流用する人が多かったので 催眠が強くなったゲンガー・ミロカロスや、ガブリアス・ゴウカザル・ドータクン・ポリゴンZ・メガヤンマをはじめとする新ポケ、ルビサファからの鉄板であるカビゴン・メタグロス＆ボーマンダ、ヘラクロス等の昔と変わらないポケモンを組み合わせたパーティーが多かった。
ある程度多く使われたポケモンはいたものの、まだ色々と手探りな状態。


【2007年夏〜】
ある程度多く使われるポケモンが固まってきた頃。それに伴いガブリアスに対するスカーフボーマンダ、タスキ催眠ゲンガー・メガヤンマ、または爆裂パンチカイリキーに対するラム催眠ミロカロス、催眠ミロカロスに対する寝言拘りハチマキヘラクロス・サンダース・ハピナスなど、流行ポケへの対策がちらほら出始める。


【2008年春〜】
スカーフボーマンダやヘラクロス、タスキ催眠ゲンガーが流行った影響か、寝言ハピナス+グライオンが大流行。
マリルリやギャラドスなどの水物理に対してはルンパッパで、ガブリアスやゴウカザルなど2体で止められないポケモンはタスキ催眠ゲンガーで無理やり止めるなどの対処法をとった。
ボーマンダに関しては、ハピナスが流行ったためスカーフは激減し、ゴウカザルやガブリアスへの対抗馬はほとんどゲンガーが担っていた。


【2008年夏〜】
ハピグライオンやゲンガーへの対抗馬としてノイコウが出現。ハピグライオンに頼っていたトレーナーは痛い目を見る。
ノイコウに対抗するためか、スカーフガブリアスや、同時にミロカロスやハピグライオン対策にもなうる寝言ユキノオーが流行。


【2008年秋〜】
プラチナ発売。
催眠の仕様変更でゲンガーやメガヤンマが激減し、相対的にガブリアスやボーマンダが使いやすくなった。
さらにメタグロスは思念の頭突きやトリック、ボーマンダは逆鱗を習得してますます強化され、種族値600族の株はさらに上がった。
そんな中流行したのは、FCロトム、ソーナンス、霰パーティ。


FCロトムは、一撃で倒されることが少ない、半減無効が多いので交換で出しやすい、攻撃範囲が広いなど単純にスペックが高いのが流行った理由と勝手に推測。
相手メタグロスを起点にしてメガネシャドボを連打する人が多かった。
また、FC後の固有技（ハイドロポンプ・エアスラッシュ・リーフストーム・オーバーヒート・吹雪）をあえて持たずに技スペースを節約する戦術もあった。
例えばヒートフォルムやスピンフォルムにしてヘラクロスを警戒させつつも、エアスラッシュやオーバーヒートは持たせないといった感じ。


ソーナンスに関しては防御寄りの配分してオボンのみを持つことで、ボーマンダ・メタグロス・ガブリアスに対し、後から出しても1:1の交換ができる。
また、ソーナンスは元々ヘラクロスと相性がいいが、ヘラクロス＋ソーナンスの弱点であるギャラドス・グライオンなどの対策を担えるFCロトムが追加されたことも流行の原因の1つ。

霰パーティも単純に600族を抑制できるという理由から。
ユキノオーでボーマンダやガブリアスを抑制し、メタグロスに対しては守る＋身代わり＋食べ残し＋アイスボディのトドゼルガで対処。
当然ゴウカザルやヘラクロスに弱いが、タスキユキノオーで無理やり倒すことが多い。

というか自分が霰パに関することを書くと止まらないので詳しくはポケフリvol.05見てくださいとちゃっかり宣伝。
29日はビックサイトへお越しください！


【2009年夏〜金銀発売】
FCロトム・ソーナンスに対してのメガネボーマンダ、霰パとソーナンスに対してとんぼ返りゴウカザルなどの対策が出てくる。
他には砂嵐メタグロス、綺麗な抜け殻メタグロス・シャドーボール草結び命の珠メタグロス、毒々玉トリックメタグロス、なりきりラティアス、守る身代わり毒々フリーザーなど、もはや個人対策にも見えるようなポケモンまで出現し、カオスな環境でプラチナ環境は幕を閉じる。

金銀発売後はついにバンギラスが解禁となり、タスキユキノオーに頼っていた従来の霰パーティは実質崩壊。
パーティにはバンギラス＋ガブリアスがほぼ標準装備となり、砂隠れによって二転三転する試合を見るのも珍しくなくなった。
バンギラスの型については、普通の龍の舞型や拘りハチマキ型の他に、氷技持ちでガブリアスに一矢酬得ることができるスカーフ型や、ソーナンスにミラーコートで返されない、ロトムの鬼火を恐れる必要がないという理由で拘りメガネを持つ型まで様々。



ぶっちゃけメタゲームとかよくわからないんですが、まとめてみてポケモンというゲームが長く楽しめる理由がわかった気がしました。

なにか突っ込みあればお願いします。