第27回あんぐらオフ
結果から言うと7勝7敗 1未消化で惨敗。
大した結果も残してないパーティ晒されても、という厳しい声をたまに聞きますし、全く参考にならないかもしれませんが、それなりに考えを持ってオフに臨んだので、戒めと言い訳と今後のためにも記録に残すことにします。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
カバルドン | 欠伸 | ステルスロック | 地震 | 氷の牙 | オボンの実 | 砂起こし |
ドリュウズ | 地震 | 岩雪崩 | 身代わり | 剣の舞 | 命の珠 | 砂かき |
ラティオス | 流星群 | 波乗り | 雷 | トリック | 拘り眼鏡 | 浮遊 |
ハッサム | 蜻蛉返り | バレットパンチ | 羽休め | 剣の舞 | オッカの実 | テクニシャン |
ウルガモス | 大文字 | 虫のさざめき | めざめるパワー(氷) | 蝶の舞 | 虫のジュエル | 炎の体 |
スターミー | 熱湯 | 小さくなる | 身代わり | 自己再生 | 光の粉 | 自然回復 |
見ての通りカバドリュウズを使いました。
カバドリュウズというのは対策を甘く見ている構築に対しては裏切ることのない強さを発揮し、一方である程度対策をしている構築に対しても立ち回りをしっかり行えば勝てるパーティなので、7割とか8割勝てれば予選抜け出来るようなオフ会のような試合形式では特に真価を発揮するパーティだと思います。
実はカバドリュウズにしたのにはもう1つ理由があって、それは本当は雨パで出たいと思っていたのですが、雨構築が完成しなかったことがあります。
雨は今一番数が多いであろう砂に対し基本的に有利で、さらにニョロトノの滅びの唄によりラティライドなどの特殊なギミックを取り入れたパーティにも対応できることに魅力を感じていましたが、ボルトチェンジ、ナットレイ+ラッキー+格闘受けの受けループ、雷ラティ、バシャーモ、ウルガモス、カイリュー、キノガッサ…などといったこれらの脅威をすべて埋めることが出来ずに断念しました。
自分の構築力がないといえばそれまでかもしれませんが、雨パの構築は本当に難しいと感じました。
若干話がそれましたが、以下解説となります。
<個別解説>
・カバルドン 腕白 212-132-162-*-118-62
ステルスロックを撒き欠伸ループを仕掛けてドリュウズ降臨の布石になるお馴染みのカバルドンだと思います。
持ち物についてはカバルドンを先発固定にするという考えならイトケの実や気合の襷が理にかなっているのかもしれませんが、選出の時点で先発にカバルドンを出しにくいことがどうしてもあり、カバルドンを後出しから展開させるケースを想定し、オボンの実がいいと考えました。
持ち物が決まったところで耐久方面の調整を考えているとらみるーさんのブログにいい配分があったのでそのまま拝借。
技構成に至ってはステルスロック、欠伸ときて、残り2つの技枠については地震・氷の牙・吠えるが候補に挙がりました。
そこでまずはラムの実を持って欠伸対策をしてくるウルガモスやミラーで相手のドリュウズをどうしても対策したかったため、地震を採用。
残り1枠の氷の牙or吠えるで相当悩みました。氷の牙を切ると挑発ボルトロスやトルネロスで詰んでしまう。
ボルトロスやトルネロスは砂状態のドリュウズで勝てますが、相手にユキノオーなどがいてドリュウズを選出しない時でもカバルドンでステロを撒いて、後述のラティオスとハッサムで回すことがあるので、そのような選出をする際でもボルトロス・トルネロスに勝てるようにしたいため氷の牙を持たせました。
素早さはあえて個体値を下げて最遅ハッサムより遅くし、欠伸ループを後攻とんぼ返りで防いで来ようとするハッサムの対策をしています。
地震を持っているので素早さを上げれば火炎玉ローブシンに対し優位になることはわかっていましたが、結局イタチごっこになると思ったのでローブシン対策を切って素早さを下げれば確実に対策として働くハッサム対策を取りました。
・ドリュウズ 陽気 186-187-80-*-85-154
ステロ+剣舞地震でシュカグロスが落ちるなど、絶妙な火力を生み出す安定の命の珠。
性格は陽気加速バシャーモやミラーを強く意識した陽気。
前述のカバルドンの配分だと相手の命の珠持ち意地っ張りドリュウズの剣の舞を1回使用した地震を食らうと乱数で落ちてしまいますが、陽気なら耐えてくれるので、相手のドリュウズが陽気ならカバルドンで処理することができ、一方でもしドリュウズ対策だったはずのカバルドンが相手のドリュウズの攻撃で落ちてしまったならば、相手のドリュウズは意地っ張りであるので、陽気ドリュウズで処理することが出来ることになります。
・ラティオス 臆病 155-*-101-182-130-178
カバルドン、ドリュウズとくれば、3体目には逆鱗や流星群を誘えてトリックからの技固定から鋼タイプであるドリュウズを展開させやすくなるラティオス。
カバドリュウズ構築において準必須のポケモンでしょう。
メタグロスやバンギラスはもちろん、取り巻き的にグライオンやヒードランに対する打点が欲しいので何だかんだで波乗りは入ります。
雷はナットレイがいない甘えた雨パに対して制裁を加えるために採用しています。
・ハッサム 呑気 175-150-136-*-131-63
採用理由としてはラティオスとの相性が良好でユキノオー入りへの対策になるため。
あとは若干不安が残るものの、キノガッサに寝かされても、起きた時に後攻蜻蛉返りをして身代わりを壊しつつラティオスを出してループを脱却できるのでキノガッサ対策としても働きます。
キノガッサに気合パンチを持たれていると厳しくなりますが、複数催眠環境なのでローキックだろうという考え。
配分は182ガブリアスの地震、182ラティオスの眼鏡波乗り、204カイリューの鉢巻逆鱗それぞれ高乱数2耐え。
素早さについてはカバルドンの項で既に少し触れていますが、最遅にすることによりハッサムの蜻蛉返りの打ち合いで後攻になって有利になったり、一般的なカバルドンより遅くなるので欠伸ループを抜けることができます。
素早さを下げることにより発生するデメリットは素早さの低いバンギラスにさえ早く動かれてしまうことくらいではないでしょうか。
・ウルガモス 控えめ 161-*-85-205-125-152
雨に強い枠が欲しいため採用。 直前までイトケの実にしていましたが汎用性を考慮しました。
1舞虫のジュエルさざめきで意地っ張りHDバンギラスやニョロトノを迅速に落としに行きます。
しかし雨に対してはうまく相手のナットレイに合わせて出さないと電磁波を食らったり、ステルスロックを撒かれたりしてどうしようもなくなるので相当シビアな立ち回りが求められる上、眼鏡流星耐えニョロトノに対して1舞虫のジュエルさざめきは中乱数であるため実際このパーティは雨が相当辛いと思います。
幸い当日雨とは当たりませんでしたが、思えばここは構築で反省すべき点だったかなと思います。
・スターミー 臆病 159-*-113-121-106-183
6体目は割と自由枠と思っていましたが、強いて言えばバンギローブシンの組み合わせに対して強いポケモンが欲しいのでスターミーを採用してみました。
何かを起点にして小さくなって全抜きを目指す。
キングドラやドリュウズなど特性で素早さが上がるポケモンや、回復手段を持ったポケモンがいないパーティに対してはかなり刺さるように見えます。
以下対戦レポートになります(敬称略)。
サイマル ×
相:ボルトロス ユキノオー トドゼルガ (グライオン ギャラドス ハッサム)
カバルドンがトドゼルガに絶対零度を当てられ、その後スターミーで小さくなるを使うもユキノオーの草結びと氷の礫が4回全てヒットして何もせずに落ちて負け。
スターミーが仕事しなかった試合その1。
シルバ ○
相:バンギラス ガブリアス メタグロス (スイクン ナットレイ ボーマンダ)
カバルドンがバンギラスを倒し、出てきた身代わりガブリアスに攻撃を当て続けたまま倒れ、ドリュウズでガブリアスを倒し、最後のメタグロスは地震、シュカ半減、ラティオスの流星群で倒して勝ち。
そぷ ×
相:バンギラス ローブシン ? (エアームド ポリゴン2 ラティアス カイリュー)
初手バンギカバルドンで対面ステロ撒くと火炎玉ローブシンが出てくる。
面子的にスターミーを止めるのが難しいポケモンばかりだったので死に出しスターミーで小さくなるも、後出しから出てきたバンギラスに噛み砕くを4回全て当てられて負け。
スターミーが仕事しなかった試合その2。結果論かもしれないけど普通にラティオスでよかった。
はあと ○
相:ローブシン ユキノオー トドゼルガ (サンダー メタグロス ガブリアス)
ユキトドだったのでカバルドンラティハッサムという選出。
ローブシンにラティ投げて流星群で倒し、ノオーはハッサムで受けてトンボ→流星で勝ち。
ローブシンがいてスターミーを選出しようか迷ったが、失敗するのは目に見えていたのでやめた。
哉円 ○
相:ゴウカザル ランドロス バンギラス (ハッサム 水ロトム ラティアス)
ランドロスがいましたが、最後はドリュウズで抜いて勝ち。
ランドロスがカバドリに強いのは幻想(
勝海 ○
相:水ロトム バンギラス ガブリアス (メタグロス ウルガモス ラティアス)
初手バンギ交換読みでカバルドンに交代するとビンゴ。
バンギを欠伸で寝かせてドリュウズで抜いて勝ち。
水ロトムに対しては身代わり使って砂ダメでガリガリ削って珠剣舞雪崩確定圏内まで持って行きました。
たかさそ ×
相:水ロトム バンギラス ガブリアス (ラティオス ラッキー ハッサム)
ラティオスロトム対面でバンギ読みでカバに引いてステロ、欠伸でロトム寝かせてラティ出してバンギ読みトリック、追い打ち拘らせてドリュウズ出して剣舞1積み、身代わり残しという理想の流れを作ったものの、ガブリアスに地震を2回かわされてしまい負け。
ミチル ○
相:水ロトム カイリュー ラティオス (バシャーモ ユキノオー ハッサム)
色々あって最後満タンカイリュー、こちら満タンウルガモス、控え4割ハッサムで舞われて負けかと思ったら神速してくれてウルガモスが耐えて勝ち。
ハッサムの体力がまだ沢山あったと思ったようです。
ゆうの ○
相:ランドロス カイリュー ウルガモス (キュウコン メタグロス スイクン)
カバルドンランドロス対面、蜻蛉返り、ステロでウルガモスに繋げられ文字2発でカバルドンが落ち、死に出しラティオス、波乗りでウルガモスを倒すとカイリュー。
引くに引けないので居座って波乗りすると急所、カイリュー龍の舞。
ハッサム見せてないので逆鱗読みでハッサム出すとジュエル逆鱗、耐えてバレットでカイリューを処理し、最後のランドロスはスカーフだったので羽休めで粘って勝ち。
波乗り急所が大きかったですが、後でレポートを見るとカイリューの技にドラゴンクローがあったのでドラゴンクローされたら負けの可能性があったように思えます。
メムナーク ×
相:バンギラス グライオン ドリュウズ (ブルンゲル ナットレイ ウルガモス)
バンギをウルガモスで倒すとドリュウズ、死に出しカバルドンで地震撃つか、控えのグライオン交換よみラティ投げるかの二択になり、居座ってくれたので地震で倒して、グライオンはカバルドンが毒々を食らっていたので自害すればラティオス出して勝ちと思ったらグライオンに氷の牙が外れてしまいループ入って負け。
まんだ ×
相:ラティオス ガブリアス ? (メタグロス ボルトロス ブルンゲル バンギラス)
ラティが身代わり結び型で欠伸かわされてカバルドンが落ち、ドリュウズでラティ倒してガブリアス、地震で削ってスターミーで全抜き狙うもガブリアスの地震が小さくなる1回した状態で1回、2回した状態で1回当たって負け。
スターミーが仕事しなかった試合その3。
例によってラティオスでよかったでしょう。
とーます ×
相:ウルガモス ナットレイ カイリュー (ヤドラン ウルガモス ライコウ)
カバルドンウルガモス対面でラム警戒で地震すると日本晴れ。
ジュエルオバヒでもない限り落ちないと思ったら本当にジュエルオバヒされてカバルドン失うも、ウルガモスが控えめでこちらのドリュウズより遅かったので最後ナットレイ対ドリュウズ、ラティオスまで持って行けたが、ドリュウズ地震、ナットレイ鈍いで次のターン眠ると思って剣の舞したら普通にタネマシンガンされてラティオスの眼鏡流星群で削りきれなくて負け。
多分二択でした。
ライト ○
相:ハッサム ロトム カイリュー (バシャーモ オノノクス ラティアス)
相手は最遅ハッサムを使っていましたが、こちらがそれをメタったカバルドンを使っていて欠伸ループが入り、ロトムに眠るを許すことをしなかったのが勝因でした。
BV:90-96665-10876
SORIA ×
相:カバルドン ドリュウズ ユキノオー (トドゼルガ グライオン ラティアス)
経緯は色々あったので省略しますが、最後相手眼鏡もらったカバルドン、こちらHP20の毒々食らったラティオスでカバルドンは前のターンにカバルドンを倒すために地震を使っていたので地震しか打てない状況。
ここで自分は最後の試合で予選抜けできないのは確定してて投げやりで流星群撃ったのですが、砂ダメと毒を耐えたので波乗り→流星群していれば勝ってました。
これだからダメなんですね(
デント 未消化。申し訳ないです。
見ていただければ分かる通り、少なくともスターミーのせいで3試合も無償で落としてしまっています。
自分から運ゲーを仕掛けて勝ちを待つのではなく、自分から積極的に勝ちに行くという姿勢の方が自分には合っているようでした。
もうスターミーとか粉ガブリアスのような類のポケモンは一生使わないと誓います(
オフの結果は散々でしたが、カバドリュウズで臨んだこ自体は自分の立ち回り含め悪くなかったと思うし、スターミーがkzpkとわかったなど、色々と収穫があったのでそこまで悪いオフでは無かったです。
これにめげることなく次はシングル厨に向けて構築頑張ります。
それでは。