第1回とりおふ!・第2回わふおふ!・11/17九尾杯使用構築 ラティオス展開型カバドリ
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
カバルドン | 欠伸 | ステルスロック | 地震 | 吹き飛ばし | オボンの実 | 砂起こし |
ドリュウズ | 地震 | アイアンヘッド | 岩雪崩 | 剣の舞 | 気合のタスキ | 砂かき |
ラティオス | 流星群 | めざめるパワー炎 | 身代わり | 瞑想 | ドラゴンジュエル | |
ハッサム | 蜻蛉返り | バレットパンチ | 羽休め | 寝言 | オッカの実 | テクニシャン |
スイクン | ハイドロポンプ | 冷凍ビーム | 瞑想 | 眠る | カゴの実 | |
キノガッサ | キノコの胞子 | 身代わり | ローキック | 気合パンチ | 毒々玉 | ポイズンヒール |
最近はゴツゴツメット持ちカバルドンばかり使っていましたが、やはり従来の欠伸+ステルスロック+オボンの実を持ったカバルドンを使いたいと思い組んだカバドリ。
とは言え現在の環境はキノガッサ・ローブシン・脱出雨といったものが蔓延していてカバドリへのマークが大変厳しいので、今までのような眼鏡寝言ラティオスやラムの実持ちウルガモスといった単純な対策ではなく、何かもう一工夫しなければ勝ち続けるのは難しいと思い色々と試行錯誤してきました。
今回のカバドリはカバルドンの起点作りからの展開をドリュウズだけでなくラティオスにも与え、状況によってドリュウズかラティオスのどちらを展開するか選べるようにしている点が最大の特徴となっています。
この構築を使用して出た大会の結果はというと、自ら主催したとりおふ!ではチーム・個人共に予選3-4で予選敗退、わふおふ!では予選6-3同率2位で三つ巴となり2位抜けのくじ引きでハズレを引いてしまったため惜しくも予選敗退、11/17にネット上で行われた九尾杯という156人規模の予選スイスドロー形式の大会では予選5-1の5位で予選を通過し決勝トーナメントへ進出、最終的にベスト4という成績でした。
予選抜け候補とベスト4ということで結果としてはまずまずといったところでしょうか。
以下、個別紹介並びに使用感です。ダメージ計算の確率は急所・命中は未考慮となっています。
■カバルドン
腕白 215-133-159-*-117-68
特筆すべきことのない欠伸とステルスロックで起点作りを行う由緒正しきカバルドン。
拘り鉢巻を持ったドラゴンやウルガモスに対してもジリ貧にならない点が頼もしく、改めてオボンの実を持ったカバルドンの強さを実感出来ました。
ポイズンヒールキノガッサやグライオンのループ、積み技の解除が出来ることから氷の牙より吹き飛ばしの方が優先されると思います。吼えるは甘え
下準備をした後はドリュウズorラティオス、状況によってはスイクンに繋いでいきます。
【備考】
B
D
■ドリュウズ
意地っ張り 185-205-81-*-85-140
こちらも特別なことは何もない気合のタスキ持ちドリュウズ。
性格に素早さ補正をかけるか悩むところですが、下記の通りスイクンへのダメージを考慮して意地っ張りに。
【備考】
■ラティオス
控えめ 175-*-101-182-131-157
冒頭でも触れている通り今回の構築最大の特徴となっているラティオス。
従来のように拘り眼鏡を持たせて打ち合うのではなく、カバルドンのステルスロックや欠伸で起点作りを行ってから死に出しで展開するという動き方がメインとなります。
カバドリ最大の課題の一つであるポイズンヒールキノガッサを身代わりで対策し、更にそこから逆に起点にして全抜きor半壊を狙っていきます。
キノガッサを起点するならばカイリューやボーマンダで龍の舞を使ったほうが突破力が高まるのではないかとも思いましたが、逆鱗では技の撃ち分けが出来なかったり引きたい時に引けないという事、スイクンを始めとした水タイプやクレセリアも考慮したいのでやはりラティオスに落ち着きました。
めざめるパワー炎や瞑想+ドラゴンジュエルの搭載によりキノガッサだけではなくその受け先であるバンギラス・ハッサム・ソーナンスに対してもしっかりと負担をかけられるようになっています。
身代わりと瞑想+ドラゴンジュエルという要素はラティオスの拘り眼鏡流星群耐えを前提に動いてくる脱出雨にも強い性質を持っているため、昨今の環境に非常に刺さるラティオスだと感じました。
ドラゴンジュエルは瞑想と合わせるだけでなく、瞬間的に高火力を引き出せるため従来の拘り眼鏡の良さをある程度継承しており、さらに技を固定されるというデメリットを解消しています。これによりラティハッサムとしての動きも健在です。
耐久と火力を両立させるため性格は控えめを選択。カバルドンから展開することがメインなので臆病(準)最速を確保する必要性が薄まっています。実際にSが低くて困ったことは殆どなく、耐久と火力の高さに助けられた場面の方が多かったです。
ただ最近グライオンが復権気味なので、耐久と火力を少し削ってSを引き上げたほうがいいと思われます。最速グライオンとラティオスの控えめめざめるパワー炎個体は同速であり、ループを抜け出せる可能性があるのでグライオンへの耐性が上がります。
このラティオスのお陰で選出画面にキノガッサ+ラティオス受けがいようが構わずカバルドン・ドリュウズ・ラティオスという基本選出を行えるようになったので、そういった意味ではカバドリの理想形に近づけたと思います。ドリュウズと並ぶMVP級の活躍をしてくれました。
【備考】
H
- 16n-1
B
C
- C1段階上昇+ドラゴンジュエル発動流星群で268-121ソーナンス高乱数1発(15/16)
- ステルスロック+C1段階上昇+ドラゴンジュエル流星群で207-120天候砂バンギラス高乱数1発(15/16)
- C3段階上昇時のドラゴンジュエル流星群+C1段階上昇流星群で325-157進化の輝石持ちラッキー高乱数(14/16)
- ステルスロック+砂ダメージ3回+C2段階上昇時のドラゴンジュエル流星群+流星群で325-157進化の輝石持ちラッキー確定(砂状態かつステルスロックが撒いてある状態でラティオスに後出しで出てきたラッキーを想定)
D
- D1段階上昇時にC95クレセリアの冷凍ビームを身代わりが高乱数耐え(15/16)
- D2段階上昇時にC125までの不一致冷凍ビーム=C170までのめざめるパワー氷を身代わりが確定耐え
- C216霊獣ボルトロスのめざめるパワー氷+216霊獣ボルトロスのめざめるパワー氷(D1段階上昇時)耐え
S
■ハッサム
勇敢 177-187-126-*-107-63
対ユキノオー枠をメタグロスやウルガモス等色々と試行錯誤した結果、一周りしてオッカの実を持ったハッサムに回帰しました。
持ち物はカバドリに入るハッサムということで安定のオッカの実。最近はHB特化+ゴツゴツメット+寝言によってキノガッサやローブシンに強くしているハッサムが見受けられ、カバドリにも欲しくなったことがありますが、これはユキノオーやラティオスに強めであるバンギラスと同居させてこそ採用できるものだと思いました。
寝言を持たせてキノガッサやレパルダスに強く。レパルダスはカバルドンの砂+寝言で対策できていると思いたい。
Aを高めているのはラティオスをわからせる為ですが、副産物でバンギラス+身代わりガブリアスやビルドアップを使うキノガッサにも強くなれます。
Sは特に高める理由が浮かばず、確実に後攻蜻蛉返りを決めるため最遅。
【備考】
A
蜻蛉返り
- 耐久無振りラティオス高乱数1発(155or156-101・・・12/16、157-100・・・11/16)
- B2段階上昇した155-101キノガッサの身代わり高乱数破壊(14/16)
- 最速ラッキー抜き程度までSに割いたトドゼルガ(H208-B145程度)の身代わり高乱数破壊
D
- C182ラティオスの拘り眼鏡流星群1.5発高乱数耐え(15/16)
■スイクン
控えめ 207-*-135-156-136-105
C特化してハイドロポンプを搭載した瞑想スイクン。
従来のスイクンと比べて火力が格段に高く、バンギラス+ローブシンや雨パ(+マンムー・パルシェン)、時にはユキノオー入り、そしてミラーといったカバドリが苦手とする多くの組み合わせに対し強気に出ていけるので非常に頼もしい存在でした。
当初は水のジュエルを持たせて打ち合う型にしていましたが、瞑想・眠るの安定感とカゴの実でキノガッサに対し1回猶予がある事が重要だと思いこのような型に落ち着きました。
ただ熱湯がなくラッキーを火傷させて交換を促すことが出来ない為受けループ耐性は下がっています。同族に弱い点も短所の一つ。
ウルガモスに対しては対面ならば相手がHP振りであろうが蝶の舞→ハイドロポンプ→蝶の舞→ハイドロポンプで落とせるため眠る隙を与えず、一方で1段階上昇C205虫のジュエルでも確定で耐えるためハイドロポンプを外さない限り打ち勝つことが出来ます。
しかしギガドレインを持たれていると話は別で、蝶の舞→ハイドロポンプ→ギガドレイン→ハイドロポンプという流れだと1回目のハイドロポンプのダメージやギガドレインの回復量によっては2度目のハイドロポンプで倒せないことがあるのでその点は注意したいところ。
【備考】
ハイドロポンプ
冷凍ビーム
- 135-80キノガッサ確定1発
- C1段階上昇で151-115キングドラ・165-105ユキノオー高乱数2発(いずれも13/16)
- ステルスロック+砂ダメージ+C1段階上昇で155-130ラティオス確定
■キノガッサ
陽気 155-151-101-*-92-134
最後の枠には主に雨パとミラーを意識しつつラティハッサムとの相性がいいキノガッサ。
ラティハッサムと合わせれば有利対面を作りやすいので最初は持ち物を拘り鉢巻にしていましたが、どうも使いにくかったので最終的にポイズンヒールとなりました。
パターンを入れるためのローキック、ローキックだけでは崩せない相手に強い気合パンチというポイズンヒールキノガッサの強さを最も引き出せるであろう組み合わせ。
マッハパンチが無いのでカバドリに対し不安要素を残してしまっていますが、スイクンやハッサムと合わせてうまく立ち回れば何とかなることが多かったです。
【備考】
- わふおふ!ではカバドリが多いブロックであったため意地っ張り155-176-101-*-91-114 ローキック→マッハパンチの個体を使用
なお今回構築するにあたり下記のブログの影響を強く受け、執筆者が自分の知り合いの方ということもあり直接アドバイスも頂きました。
この場にて改めて御礼申し上げます。
【参考】
あもろそ!
- カバルドン+ドリュウズ ver.BW2 【シングル63】 http://d.hatena.ne.jp/alto_onppu/20120826/1345936016
- あの素晴らしいカバドリをもう1度 【シングル63】 http://d.hatena.ne.jp/alto_onppu/20120903/1346654466
この他にも多くのブログを徘徊しましたが、自分の中で現状カバドリを使う上での悩みを最も綺麗に解決できていると感じたのがこのブログに掲載されていたアイディアでした。
情報の取捨選択というのは大事だと思いました。
引き続きカバドリを考えたいと言いたいところですが、今回の構築でカバドリに関しての今ある全ての考えを出し尽くした感があるので別の構築を作ることも視野に入れていきたいと思います。
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下記にて九尾杯・とりおふ!・わふおふ!3大会分の対戦ログをアップしておきます(敬称略)。
相手ポケモンのアイコンは選出してきたポケモン3体を左に配置、先発が一番左です。
九尾杯はターン毎の行動を記録していないためログは簡易的なものになっている試合もあります。また対戦相手の名前も省略します。
膨大な分量となっていますが気になる方はぜひ見て下さい。BV付きのログもあります。
クレセリアグラードン
第四世代GSブームに便乗
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
クレセリア | トリックルーム | 手助け | 光の壁 | 草結び | ラムの実 | 先発 |
グラードン | 守る | 地震 | 岩雪崩 | 投げつける | 黒い鉄球 | 先発 |
ホウオウ | 守る | 聖なる炎 | ブレイブバード | 羽休め | ヨロギの実 | 後発 |
ユキノオー | 守る | 吹雪 | 草結び | 氷の礫 | オボンの実 | 後発 |
2月に関西で第四世代GSルールの第2.5回しゃでオフが開かれるということで、予定が合えば参加したいと考えているため自身のモチベーション向上と宣伝の為に更新。
GS時代後期に使っていたパーティで当時自分の中の結論にあたるものでした。
■クレセリア
生意気 223-*-140-100-200-81
グラードンとの相性がいいトリックルーム始動要因。
地震・岩雪崩・吹雪といった全体攻撃が多いパーティなので手助けを搭載。
光の壁でかなり長生きしてくれるのでオボンの実や食べ残しといった回復手段が無くても2度目のトリックルームを使えることが多かったです。
【備考】
■グラードン
勇敢 207-222-160-*-111-85
トリックルームを絡めることと確実に天候を取るための勇敢最遅+黒い鉄球。
Aに全振りしているのは手助け地震でのメタグロスやディアルガへのダメージを考慮しているためです。
Aに配分した分で懸念される特殊耐久はクレセリアの光の壁で補います。
【備考】
- 晴れ状態で補正なしカイオーガの拘り眼鏡最大威力ダブルダメージ潮吹き耐え
- 手助けダブルダメージ地震でHP振りメタグロス最高乱数以外1発、HP振りディアルガ高乱数1発
- ダブルダメージ地震+手助けダブルダメージ地震でHP振りカイオーガ確定
- 手助け黒い鉄球投げつけるでHP振りアナザーギラティナ中乱数1発
■ホウオウ
勇敢 203-200-120-*-175-86
クレセリアとグラードンではユキノオーミュウツーや鬼火持ちギラティナが厳しいことと、グラードンの地震を受けずに晴れの恩恵を受けられるという点を買って後発にホウオウを置きました。
羽休めについてはトリックルームが切れた状態で使用すると味方グラードンの地震が当たってしまうので自己再生とで悩みましたが、羽休めで回復する際に飛行属性が取れて吹雪や雷に強くなって回復量が増加する、さらには火傷させればバンギの岩雪崩すら回復が追いつくことがあるなどメリットの方が多く思えたので羽休めを選んでいます。
【備考】
■ユキノオー
冷静 197-112-95-158-106-58
クレセリア・グラードン・ホウオウときて、この3体では相手のカイオーガが厳しいため4体目は水耐性が必要になります。
その中でも相手の初手黒い鉄球カイオーガと鉢会って運悪く天候を取られて雨状態にされてしまっても挽回できるよう、天候を変えられて水への耐性があるユキノオーに必然的になったといった感じです。
思考停止の手助け吹雪が強く、前2体が重いギラティナにも強めの駒となっています。
当時の実数値をそのまま載せていますが、HPを196にして怒りの前歯を食らってもオボンの実が発動するようにしたほうがいいと思われます。
このパーティの特長
- トリックルームから全体攻撃を仕掛けるという単純な動きにより読みという要素を極力排除
- グラードンの日照りで凍結せず、ホウオウまでいるため吹雪による事故負けが少ない
- 全体的に命中の高い技で構成されているので技外しによる負けが少ない。岩雪崩と聖なる炎はそこそこ命中がよく、吹雪は条件次第で必中になる。
- キッスオーガやディアドーブルと違ってそこまで流行らなかった
→クレセリアグラードンミラーになる確率が低く、万が一ミラーになったとしてもトゲキッスカイオーガやディアルガドーブルの不毛なミラーよりマシ
このパーティの弱点
- 自爆・大爆発の通りがいい
- 先発ドーブル+トリックルームを覚えるポケモンに対して不利な択を強いられる
- クレセリアの体力が早い段階で消費した上で試合が長引くと、足の遅いポケモンばかりなので2回目のトリックルームが出来ずにジリ貧になる。
vsテンプレパ
・ユキノオーミュウツー
ミュウツーに挑発がなければ初手ホウオウチェンジ+トリルでかなり優位に立てる。晴れなので凍らない。
・ルンパッパカイオーガ
鉄球なのでほぼ晴れ状態になり潮吹きを耐えることができるため、初手は強気にトリル+地震を選択。
初手に2体動かすのは、1ターン目にグラードンが守ってそれ読みでクレセリアにねこだましをされた時、2ターン目にグラードンが守れなくて厳しいため。
地震でカイオーガを削っておけば、トリルが切れてもホウオウで勝てる可能性が出てくるメリットも。
この立ち回りでルンパオーガには殆ど勝てていました。
・ギラティナメタグロス
ホウオウを投げる。爆破で持ってかれてもユキノオーが動きやすくなったと考える。
・ゴウカザルパルキア
クレセリアでトリックルーム+グラードンの地震でもホウオウ投げでもいい。
基本的に有利だが後発カイオーガ+パルキアのハイドロポンプには注意する。
・トゲキッスカイオーガ
トゲキッスのエアスラッシュでクレセリアが怯まないことを祈る。
・ドーブルディアルガ
不利な択を強いられるが、択に勝てばかなり優位に。
ちなみに実際の大会でほぼ同じパーティを使用してくれたすづけさんの日記でもこのパーティについての記事が公開されています。(一部文を転載)
当時の記事なのでそちらのほうが信憑性があるか思います。
しゃでオフではこのパーティを使ってもいいのですが、せっかくの機会なので一から考え直してみたいと思います。
第6回キツネの社mf はじめての雨パ(脱出雨)
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ニョロトノ | 熱湯 | アンコール | 滅びの唄 | 泥棒 | 脱出ボタン | 雨降らし |
キングドラ | ハイドロポンプ | 流星群 | 龍の波動 | 寝言 | 拘り眼鏡 | すいすい |
ボルトロス | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | ボルトチェンジ | 蜻蛉返り | 拘りスカーフ | 霊獣フォルム |
ソーナンス | カウンター | ミラーコート | アンコール | 道連れ | オボンの実 | 影踏み |
ナットレイ | パワーウィップ | ジャイロボール | タネマシンガン | 大爆発 | 拘り鉢巻 | |
ウルガモス | オーバーヒート | 虫のさざめき | めざめるパワー氷 | 蝶の舞 | ラムの実 |
カバドリばかり使っていた自分ですが、今回は趣向をガラっと変えて雨パに挑戦してみました。
シングルのオフで雨パを使うのは初めての試みです。
結果は開幕三連勝で今回こそいけるかと思いきや、後半で失速してしまい終わってみれば4勝4敗の37位で終了という冴えないものとなりました。
以下個別紹介です。
■ニョロトノ
穏やか 197-*-112-111-145-94
自分が今まで雨パの使用を避けていた理由の一つにニョロトノの単体性能が低いというものがありました。
いち早くキングドラへ展開したいのにも関わらず単体性能が低いニョロトノを一度経由しなければならないので、ニョロトノ自身がキングドラへ展開する枷になるというジレンマが発生します。
しかし、その問題を脱出ボタンを持たせることで解決できるのが強いと思ったので雨パを使ってみようという運びとなりました。
脱出ボタンを使うため耐久は最低限欲しいということで、B方面はA186カイリューの拘り鉢巻逆鱗15/16耐え、C方面は182ラティオスの拘り眼鏡雷14/16耐え・C197ボルトロスの拘り眼鏡ボルトチェンジ確定耐え(補正有りでも中乱数で耐え)を確保。
技は熱湯、起点を防ぐアンコール、起点阻止・妨害・ソーナンスとのシナジーで滅びの唄、ラストには泥棒。
泥棒は脱出ボタンを消費した後にラッキーの進化の輝石を奪ってキングドラの眼鏡雨ハイドロポンプでラッキーを突破を図ろうというものですが、ほとんど使う機会がなく、実際使いそうな局面でもうまく決まるとは限らないので多分毒々等の他の技のほうがいいです。
このニョロトノの多くは情報操作大安定を参考にさせて頂きました。
■キングドラ
控えめ 151-*-115-160-116-137
特筆することのない眼鏡キングドラ。
殆どの場合流星群と龍の波動は採用され、残り2枠をハイドロポンプ・波乗り・寝言から選ぶことになるかと思いますが、自分はハイドロポンプと寝言を取りました。
寝言はキノガッサは勿論、催眠術キュウコンや欠伸カバルドン、その他たまに出てくると困るフシギバナやモロバレルといったポケモンにも自身の耐性を活かして安心して投げることが出来るので切ることは出来ないと考えました。
ハイドロポンプは勿論威力重視という理由以外はありません。耐久に振ったガブリアスを確定で落としたり、HP振りスイクンを乱数2発で落とすことが出来るのが魅力です。
ただ波乗りで十分な場面もあったのでハイドロポンプが絶対だとは思っていません。
■ボルトロス(霊獣フォルム)
臆病 155-112-90-197-100-168
ニョロトノとキングドラの組み合わせで特に対処が難しい化身ボルトロスを対策しつつ、ニョロトノとの縦の相性が素晴らしい為スムーズに脱出からのキングドラ展開へ繋ぐことが出来るスカーフ霊獣ボルトロス。
カイリューやバンギラスに強くなれる霊獣ランドロスも考えていましたが、結局無難にボルトロスを取りました。
ランドロス入り脱出雨の参考パーティはこちら:あるんごあるーん
基本選出を先発霊獣ボルトロス+ニョロトノ+キングドラとし、この形を崩さないように選出するのが理想です。
技は10万ボルト、めざめるパワー氷までは確定で、残り2枠をボルトチェンジ・蜻蛉返り・気合球の3つの組み合わせでかなり頭を悩ませました。
それぞれのメリットをまとめると以下の通りになります。
・ボルトチェンジ
化身ボルトロスに対する安定した立ち回りが可能。
脱出ボタンを発動を防いでくる力づくローブシンに対するダメージの増加。
・蜻蛉返り
ボルトチェンジだと気合のタスキを削ることの出来ないマンムーを始めとする気合のタスキ持ち地面を基本選出で楽に対処できるようになるのが最大のメリット。
副産物で蜻蛉返り+眼鏡雨ハイドロポンプで155-101-130ラティオスを15/16で落とせるため、相手のラティオス+バンギラスや鋼といった並びにハイドロポンプを一貫させることが出来る。
気持ち程度でソーナンスに強い。
・気合球
ナットレイ・バンギラスへのダメージ。
基本選出でナットレイを処理しやすくなる。
これらの特長を踏まえ、最近ローブシンの数が尋常でないこと、化身ボルトロスに強い駒で採用していることを考えてまずはボルトチェンジを搭載することを決めました。
最後の枠は迷った末蜻蛉返りに。
気合球は対バンギラス入りには気合球がなくても基本選出で対応でき、対ナットレイに関してはナットレイ入り構築の大半が雨パという風に割りきって、雨ミラーにはボルトロスを選出せず別の選出を考えていたので気合球を切ることにしました。
とはいえこの3つはもはや自分の好みで決めていいレベルだと思うのでどの組み合わせが正解だとかはないと思います。
■ソーナンス
穏やか 268-*-108-*-121-53
以前から愛用している穏やかソーナンスがやはり雨パにも入ってきました。
ニョロトノの滅びの唄とのシナジーは勿論、対雨ミラーのキングドラ、ローブシン(+壁・トリックルーム)を考慮すると欲しくなります。
■ナットレイ
勇敢 181-160-152-*-136-22
ニョロトノとキングドラとの相性がよく、雨ミラーや相手カイリューへの圧力ともなり、レパルダスにも強い駒としてナットレイを採用しました。
持ち物はわかりやすい強さを持つ拘り鉢巻。耐久に振るメリットをあまり感じず、パワーウィップで無振りキングドラを約7割の確率で落とせるという理由からHA振り。
ナットレイは強いポケモンに起点を与えやすいポケモンなので、拘り鉢巻を持たせたり大爆発を搭載するなどして相手に隙を与えないようにしたいという考えが個人的にあります。
■ウルガモス
控えめ 167-*-85-198-126-152
ラスト枠に相手の雨のソーナンスやナットレイ、キノガッサに強く、レパルダスにも強くなれるということでウルガモスを採用。
パーティ内のナットレイとソーナンスとの相性もとてもいいです。
雨パということでヒードランではなくカイリューを考慮してめざめるパワーは氷。
それに伴い配分も陽気ガブリアスの逆鱗を耐える程度にしています。
以下対戦レポート(敬称略)とオフに参加しての雑感など。
相手ポケモンのアイコンは、選出してきたポケモン3体を左に配置、先発が一番左。
第24回シングル厨の集いオフ カバドリウルガナンス
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
カバルドン | 地震 | 氷の牙 | 怠ける | 欠伸 | ゴツゴツメット | 砂起こし |
ドリュウズ | 地震 | アイアンヘッド | 岩雪崩 | 剣の舞 | 気合のタスキ | 砂かき |
ラティオス | 流星群 | サイコショック | めざめるパワー炎 | 寝言 | 拘り眼鏡 | |
ウルガモス | オーバーヒート | 虫のさざめき | めざめるパワー地面 | 蝶の舞 | ラムの実 | |
スイクン | 熱湯 | 冷凍ビーム | 瞑想 | 眠る | カゴの実 | |
ソーナンス | カウンター | ミラーコート | アンコール | 道連れ | オボンの実 | 影踏み |
CCSで使用したカバドリのラティオスの龍の波動→サイコショック、ハッサムの枠をウルガモスに変更しただけのものです。
ソーナンスはカバドリの苦手な雨やローブシン(+壁)といったものにかなり強くなり、個人的にですが現在のカバドリには欲しい存在だと感じているのでほぼ変えずに臨みました。
CCSのほぼリベンジといったことで臨みましたが、結果は4-5で負け越しという情けない結果で終わってしまいました。
需要はともかく記録は残しておきます。
■ウルガモス
控えめ 161-*-86-204-125-152
ハッサムは何だかんだでカバドリに必要な駒という認識を持っていましたが、CCS以降の対戦でも全くといっていいほど選出しなかったため試用も兼ねてウルガモスに変更。
これによりナットレイやローブシンへの素早い打点の確保、キノガッサやレパルダスへの耐性がアップしました。
ハッサムがいないと相手の眼鏡流星群が懸念されるように見えますが、ソーナンスで受かるようになっているので問題ないでしょう。
ユキノオー入りに強い枠としての採用なのでめざめるパワーは取り巻きのヒードランで止まらないように地面。
その他の構成の意図に関しては前回記事を参照下さい。
以下対戦レポート(敬称略)とオフに参加しての雑感など。
相手ポケモンのアイコンは、選出してきたポケモン3体を左に配置しています。先発が一番左。
第3回CCS 〜あの素晴らしいカバドリをもう一度〜
ちびすけさん主催のシングル63のオフ、第3回CCSに参加してきました。
結果から書くとリーグ内の最終成績が4勝4敗で、2位抜け枠の4勝4敗が3人居たため三つ巴になり、じゃんけんで決めることになりましたが負けてしまったため、惜しくも予選敗退となってしまいました。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
カバルドン | 地震 | 氷の牙 | 怠ける | 欠伸 | ゴツゴツメット | 砂起こし |
ドリュウズ | 地震 | アイアンヘッド | 岩雪崩 | 剣の舞 | 気合のタスキ | 砂かき |
ラティオス | 流星群 | 龍の波動 | めざめるパワー炎 | 寝言 | 拘り眼鏡 | |
ハッサム | 蜻蛉返り | バレットパンチ | 羽休め | 剣の舞 | オッカの実 | テクニシャン |
スイクン | 熱湯 | 冷凍ビーム | 瞑想 | 眠る | カゴの実 | |
ソーナンス | カウンター | ミラーコート | アンコール | 道連れ | オボンの実 | 影踏み |
今回のオフは前の記事の通り受けループで臨もうと思っていたところ、先日ラッキーエアームドが結果を残してしまったため増えると考え、ミラーとピンポイントな対策を仕込まれるのが嫌だったため敬遠することにしました。
そして白紙の状態からパーティを考えるにあたり、一番とっつきやすいのが長らく使っていたカバドリだったということです。
以下個別紹介になります。
■カバルドン
腕白 215-132-152-*-92-99
従来の欠伸+ステルスロックによる起点作りを諦め、ゴツゴツメットを持たせて対ローブシンに特化。
素早さを高めた力づく命の珠ローブシンが出現したため、やむを得ず素早さを高める形となりました。
防御に厚めに配分しても力づく命の珠冷凍パンチを2発耐えることは出来ないので、それならばいっその事先に動こうという考えです。ローブシンだけでなく大半のラッキーやハッサムに対しても先に動くことが出来るのも大きな利点。
技はメインの地震、ゴツゴツメットを持たせるので怠ける、主にボルトロスやカイリューへの打点として氷の牙、余った4つめのスペースには従来ほど積極的には使わないものの、状況を変えることが出来る可能性を持つ欠伸を採用。欠伸はテクニシャンキノガッサの登場でポイズンヒールキノガッサとグライオンが減ったこと、力づくローブシンが出現したことで通りが良くなっていて使いやすくなった印象がありました。
ゴツゴツメットを持っていて砂嵐で食べ残しを潰せるので、後述の寝言持ちラティオスと合わせて申し訳程度ではあるものの、レパルダス対策も兼ねています。
■ドリュウズ
意地っ張り 185-205-81-*-85-140
命の珠では動きにくくなったため安定の気合のタスキ。
新要素のアイアンヘッドは剣の舞と合わせてグライオンやクレセリアを突破できる可能性があることや、単体でユキノオーに強くなれる。
燕返しはキノガッサへのピンポイント技でしかなく、技スペースが勿体ないため対キノガッサは他のポケモンに委ねることにしました。
性格についてはアイアンヘッドによりユキノオー+ヒードランに単体でかなり強くなったので陽気にしたいところですが、火力を懸念して意地っ張りに。
■ラティオス
臆病 157-*-100-181-130-177
ラティオス本来の強さを最も引き出すことの出来る拘り眼鏡持ち。
寝言を搭載してキノガッサを対策。寝言でどの技が出てもキノガッサへの打点を確保したい、パーティに格闘が不在でナットレイが重いのでめざめるパワー炎個体にしています。
キノガッサに対しての寝言での対策は、特性ポイズンヒールを考慮すると疑問が残りますが、テクニシャンと二分され、テクニシャンの方がよく見かけるようになったので対策として機能しやすくなっているのではないでしょうか。
これは直前に気づいたことですが、瞑想スイクンが非常に重たいパーティなので龍の波動はサイコショックの方がいいです。
ただサイコショックだとレパルダスに対しての不安要素を残すのと、下手に直前に弄って後悔したら嫌なので龍の波動のまま臨みました。
性格と配分については、キノガッサやスイクンに後出ししていきたいことを考えると控えめにして素早さを最低限に抑え、余った分を耐久に配分しても良かったと感じました。個体がいなかったこともあり今回は無難に臆病CS振りでの運用。
ちなみにレパルダスに対しては、カバルドンの項にある通りゴツゴツメットカバルドンと合わせて無理矢理何とかします。ドーブルのスカーフトリックの受け先としても働きも可能。
レパルダスと寝ているラティオスが対峙している時、控えのゴツゴツメットカバルドンを嫌ってイカサマをしない読み居座り寝言でレパルダスの身代わりを破壊して追い詰めていきたい。
とは言うものの、レパルダスに対しては結局のところ自傷するか否かで結果が決まってしまうため、完全な対策が出来ているとは全く言えませんが、完全に詰んでいるというわけではなさそうです。
■ハッサム
勇敢 177-187-120-*-113-63
カバドリラティとくれば自然とハッサムが入ってきました。
最近は鉢巻が殆どですが、ユキノオーやラティオスを安定させたいのでオッカの実。それに伴い技構成も昔からの定番な構成になっています。
配分はめざめるパワー炎ラティオスを逃さず倒したいため蜻蛉返りで無振りラティオスを高乱数で倒せるよう攻撃重視。
これだけ攻撃に配分しても182拘り眼鏡流星群を1.5発耐える最低限のラインは確保できています。
今回は8戦中一度も選出しませんでしたが、カバドリが苦手とするマンムーに対して蜻蛉返りで気合のタスキを削りつつ、ラティオスの流星群で縛るといった所謂ラティハッサムとしての動きが強いので、カバドリ構築には欲しくなる駒です。
■スイクン
図太い 205-*-151-110-135-137
カバドリにおいて受けループを見る枠は必須ですが、結局スイクンに落ち着きました。メタモンにも強い。
カバドリということでどうしてもキノガッサより早く動きたいため必然的に絶対零度の採用は出来なくなり、瞑想での運用となります。
性格は図太いか臆病かで迷いましたが、臆病だと強化アイテム無しの逆鱗2発で沈んだり、キノガッサのタネマシンガンの乱数に関わるので図太いにして少しでも物理耐久をアップさせました。
ドリュウズが意地っ張りであること、ラティオスに波乗りが無いこと、全体的にマンムーが重いこと等を考えると臆病にしてヒードランやマンムーも抜きたくなるのでこの選択は非常に難しく、実のところ結論は出ていません。
■ソーナンス
穏やか 268-*-108-*-121-53
主にニョロトノ・ラティオス対策枠。
雨パに対しては、ニョロトノをキャッチして1:1以上にした後カバルドンで天候を取って有利な展開に持っていきたい。
また、カバドリラティのようなカバドリが苦手とするポケモンをラティオスで見るという感覚でカバドリナンスという選出をする時に、カバルドンがラティオスの眼鏡流星群を耐えず、ラティオスがどうしようもないため、ソーナンスで処理できるように努力値をオボンの実込みでC182拘り眼鏡流星群1.5発+天候ダメージ1回確定耐えまで確保しています。
ニョロトノとラティオスに限らず、カバドリでは面倒なマンムーやローブシンからスイクンやクレセリアまで状況に応じて様々なポケモンに投げていきます。
※防御が110となっていましたが、108の間違いだったため修正しました(8/29)。ご迷惑をお掛けしました。
以下対戦レポート(敬称略)とオフに参加しての雑感など。
相手ポケモンのアイコンは、選出してきたポケモン3体を左に配置しています。先発が一番左。
テクニシャンキノガッサ入り受けループ
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ラッキー | 地球投げ | 電磁波 | スキルスワップ | タマゴうみ | 進化の輝石 | 自然回復 |
エアームド | ドリル嘴 | 鉄壁 | 羽休め | 寝言 | ゴツゴツメット | 頑丈 |
ヤドラン | サイコキネシス | 波乗り | 電磁波 | 怠ける | オボンの実 | 再生力 |
キノガッサ | キノコの胞子 | タネマシンガン | マッハパンチ | ストーンエッジ | 気合のタスキ | テクニシャン |
ラティオス | 流星群 | 龍の波動 | 波乗り | トリック | 拘り眼鏡 | |
バンギラス | 龍の舞 | ストーンエッジ | 冷凍パンチ | 馬鹿力 | ラムの実 | 砂起こし |
前からCCSで使おうと考えていたパーティ。関学オフでエンドーさんが使い、優勝したパーティを参考にしています。
しかし、先週のキツネさんのオフでラキムドーが多く結果を残したためその影響で使用者が増えることを考えた時に、ピンポイントな対策を仕込まれて負けることと、ミラー増えそうなことを懸念して使うことを止めたので使わずして公開する運びとなりました。
■ラッキー
図太い 325-*-62-*-151-77
安定の電磁波ラッキー。
スキルスワップは例の通りスイクン・サンダーのプレッシャーや、火炎玉ローブシンの根性を奪ったりするなど様々な使い方ができますが、最大の目的はゴチルゼルの影踏みを奪って逃げ道を確保すること。
今後の影踏みゴチルゼルの数によってはラッキーにスキルスワップという技が標準装備になるのではないでしょうか。
将来的に影踏みを持ったシャンデラが解禁されれば尚更でしょう。
■エアームド
腕白 171-100-210-*-90-93
エアームドを使った時弱いと感じた部分である龍の舞を使うカイリューやバンギラスに対しジリ貧になることと、キノガッサに無抵抗という問題点を解決した構成。
鉄壁を搭載してローブシン、特殊炎技のないカイリュー・バンギラスに急所被弾以外で負けないようにしています(+羽休めでストーンエッジのPPをを枯らしたりゴツゴツメットでダメージを与える)。
パーティにグライオンが不在なため、エアームドでキノガッサを見れるように寝言を搭載。キノコの胞子で寝かされても行動することが出来るため物理受けとしての役割を失いません。
勿論、レパルダスに強い枠としての活躍も可能。
■ヤドラン
図太い 201-*-178-120-100-52
エアームドに続く定番の物理受け。ヒードランが増えたと見て波乗りを搭載。
■キノガッサ
意地っ張り 135-200-100-*-81-122
グライオンを抜いたことでドリュウズが厳しくなったため、キノガッサを採用することで補完。
他にも受けループが苦手とするスイクン・バンギラス・テラキオン・パルシェン・サクラビス・アバゴーラといったポケモン達にも強いので特性テクニシャンのキノガッサ採用は理に適っているはずです。
持ち物は確実に行動ができる気合のタスキ。
ラッキーの電磁波で相手のラムの実を消費させた後に投げるといったこともします。
■ラティオス
臆病 175-*-104-158-132-178
上記4体ではガブリアスや悪巧み持ち霊獣ボルトロスが厳しいため上から抑えることが出来るラティオスを採用しました。
持ち物は最もラティオスの強さを引き出せる拘り眼鏡。
エアームドがヒードランに弱いためサブ技は波乗り。トリックは受けループと非常にシナジーしている技と言えるでしょう。
エンドーさんはこの枠を拘り眼鏡寝言ボーマンダにしていますが、このパーティではエアームドでキノガッサをみているためこの構成のラティオスにすることが出来ました。
配分はC177ボルトロスのめざめるパワー氷2発耐え等を確保。
■バンギラス
陽気 175-186-131-*-120-124
最後にラッキーが無抵抗なゴーストタイプと、受けループミラーを考慮し龍の舞持ちバンギラスを投入。
ラティオス瞑想を持たせて受けループ対策を任せ、バンギラスに拘りスカーフを持たせるというパターンもありだと思います。
実際にCCSにて使用した構築について明日までに記事をアップしたいと思います。
第23回シングル厨の集いオフ使用パーティ ボルトロスソーナンス入りメタモン構築
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
メタモン | 変身 | - | - | - | 拘りスカーフ | 変わり者/めざめるパワー岩個体 |
ボルトロス | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 威張る | 電磁波 | 気合のタスキ | 化身フォルム/悪戯心 |
ソーナンス | カウンター | ミラーコート | アンコール | 道連れ | オボンの実 | 影踏み |
バンギラス | 龍の舞 | ストーンエッジ | 冷凍パンチ | 馬鹿力 | ラムの実 | 砂起こし |
ローブシン | ドレインパンチ | マッハパンチ | 空元気 | しっぺ返し | 火炎玉 | 根性 |
カイリュー | 逆鱗 | 神速 | 馬鹿力 | 寝言 | 拘り鉢巻 | マルチスケイル |
第23回シングル厨の集いオフに参加してきました。
BW2が発売されて初めて参加するオフということで何かBW2の新要素を使って参加したいと思い、新たに解禁された特性変わり者のメタモンに可能性を感じて構築を考えました。
【変わり者メタモンの仕様】
・場に出るだけで特性が発動し、技の「へんしん」を使った時と同じように目の前の相手に変身する(事前に身代わりを貼られていると無効化される)。
・「へんしん」の効果では外見、HP以外の能力値、特性、ステータス変化をコピーする。
→特性砂かきやすいすい、蝶の舞や殻を破るといった積み技で暴走するポケモンの抑止力に成りうる。
・めざめるパワーのタイプ・威力はメタモン自身の個体値に依存する。
・変身後のPPは全て5になる。技のPPが0になっても一度引っ込めて再び場に出せばPPはまた5に戻る。
以上のことを踏まえて構築した結果がこの6体となります。
・メタモン
生意気 155-*-68-*-74-48
このパーティのメイン。
一度変身しても控えに戻せばまた別のポケモンに変身できること、同族に対し同速勝負を回避出来るということから拘りスカーフが使いやすいと判断。
相手のガブリアス・ラティオス・キングドラといった攻撃が一貫しやすいドラゴンタイプに変身したり、物理タイプのポケモンにボルトロスで威張ってメタモンを出して変身するなどして2タテ・3タテを図る。
個体値をめざめるパワー岩になるよう調整することで、ウルガモスやパルシェンに積み技を使われても死に出しからの変身で能力変化をコピーして迅速に処理することができる。
努力値はHP以外無振り。気休め程度だが、能力値はダウンロード対策で特防>防御、素早さは威嚇対策で最遅とした。
・ボルトロス
臆病 155-*-90-177-100-179
優秀な攻撃範囲と気合のタスキでのタイマン性能の高さを活かして戦えるだけ戦ってメタモンに繋いでいく。
状況によっては死に際に相手の物理系のポケモンに威張る仕掛けて退場し、攻撃が2段階上昇した拘りスカーフメタモンの降臨を狙う。
メタモンの為の威張る採用だが、どうしようもない時運ゲーを仕掛けることも出来るのも大きな利点。
構築にソーナンスがいること、レパルダス対策になるということで挑発も欲しいが、無難に電磁波に。
・ソーナンス
図太い 296-*-121-*-80-53
ボルトロス+メタモンの選出をする際弊害となるカイリュー、ローブシン、マンムー、パルシェンといったポケモンを処理するためにソーナンスを投入。リフレクターや光の壁にも対応しやすい、同じ拘りスカーフメタモンに対応しやすいという利点も。
相手が攻撃してきた場合はカウンター/ミラーコート/道連れで1:1以上の交換を行ってからタイマンが強いボルトロスと拘りスカーフメタモンで戦うことができ、一方で積み技を使ってこようものならアンコールからメタモンに繋いで相手の積み技の恩恵を受けつつ拘りスカーフで素早く攻撃に転じることができる。
陽気カイリューの鉢巻逆鱗に対し確実に後出し出来るよう図太いでほぼHPと防御に特化にした。
ここまでの初手ボルトロス+メタモン+ソーナンスを基本選出とし、4体目以降は基本選出では対処が難しい相手の穴埋めをしていく。
・バンギラス
陽気 175-186-131-*-120-124
基本選出ではユキノオー入りや受けループに対し無力なので龍の舞を搭載したバンギラスを採用。
電磁波ラッキーに対応できるようラムの実を持たせている。
格闘技が蹴手繰りではなく馬鹿力なのはナットレイやラッキーへのダメージを考慮してのこと。
・ローブシン
意地っ張り 183-210-138-*-86-73
基本選出ではバンギラスやカバドリが厳しいため火炎玉持ちローブシンを採用。
ドレインパンチ、マッハパンチ、空元気までは間違いなく入ってきて残り1枠はゴツゴツメット持ちカバルドンに有利を取れるビルドアップと迷ったが、バンギラスと一緒にブルンゲル等が居た際に選出しにくくなるのが嫌なのでしっぺ返しを搭載することにした(雷パンチでも良かったかもしれない)。
努力値配分に関しては一般的なものをベースとしたが、カバルドンに先手を取る確率を少しでも上げるため素早さを若干高めに設定。
バンギラス+ローブシン+ソーナンスの形になっており、メタモンを選出できない場合はこの選出でも普通に強い上見た目的にも綺麗纏めることが出来た。
・カイリュー
陽気 167-186-115-*-120-145
最後は上記5体では相手の化身ボルトロスが厳しいため対ボルトロス以外でも活躍が期待できるカイリューを採用した。拘り鉢巻神速でボルトロスを処理しにいく。
逆鱗、神速、馬鹿力で攻撃範囲は十分補完されていると考えたため最後の枠に寝言を搭載。
これはカイリューに限ったことではないが、寝言を搭載することでキノガッサに対する安心感が生まれ、立ち回りの精度がよりよい物になる効果も期待出来る。
以下対戦レポート(敬称略)、オフを終えての雑感など。
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